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●原子力推進派 今週の暴言・失言集【第1回】事故を起こした東京電力福島第一原発を含めて、事故によって死亡者が出ている状況ではない(高市早苗・自民党政調会長/2013.6.17 自民党兵庫県連会合で)via 安全問題研究会

では、まず記念すべき連載の第1回は、自民党総裁選を記念して、今をときめく「ネトウヨの希望の星」高市早苗さんの素敵な発言から始めましょう。 もちろん、事故による死者は出ています。福島原発事故刑事訴訟では、避難指示区域内にあった双葉病院の入院患者たちが、避難途中に亡くなったことが業務上過失致死傷罪に当たるとして、勝俣恒久・東京電力会長らが強制起訴されています。1審・東京地裁は「津波は予見できない」として無罪判決が出ましたが、検察側が控訴しています。 双葉病院の入院患者たちは、確かに高市さんがおっしゃるとおり、直接的に事故の影響を受けて亡くなったわけではないのかもしれません。しかし、事故がなければ亡くならずに済んだはずの人々が、事故が起きた結果亡くなった。これは事故による死者ではないでしょうか。もし、これを事故による死者に含めないとしたら、どんな原発事故でどんな亡くなり方をすれば死者として認めてもらえるのでしょうか。「高市理論」では、世界中どこのどの原発でどんな過酷事故が起きたとしても、原子炉の中で直接火に焼かれることでもない限り、死者としては認めてもらえなさそうな雰囲気です。 まだ世界中の人々に福島第1原発事故の記憶が強く残っていた事故わずか2年後の時期に、こんなことを平然と言い放つような人物に私たちは日本の原子力政策を委ねるわけにいきません。原子力推進の立場であっても、事故が起き、犠牲者が出たという事実そのものは認めた上で、福島の反省を表明し「二度と事故を起こしません。エネルギー小国・日本が脱炭素や停電の危機を乗り切るために、仕方なく再稼働をせざるを得ないので、伏してお認めください」というならまだしも(当ブログは脱原発が実現するなら停電くらいしてもいいと思っているので、こう言われても困りますが)、事故で犠牲者が出た事実すら否認するという人と原子力政策でまともな話し合いが成立するとは思えません。 自民党総裁選の行方はまだ予断を許しませんが、少なくとも当ブログとしては高市さんだけは断固、阻止すべきだと思います。 原文

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2018-12-27東電3被告刑事裁判:支援前段集会 via 福島原発刑事訴訟支援団

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社説/原発事故処理の費用−あいまいな責任が不信感を生んだvia日刊工業新聞

  […] 環境汚染に対する責任は汚染者が負うのが原則だ。しかし原子力損害賠償法では「異常に巨大な天災地変」の損害は「その限りではない」と定めている。政府が、この判断を明確にしないまま費用負担の議論を進めてきたことが国民各層に不信感を生じさせている。新電力大手の首脳は「誰かが負担しなければならない費用なら、まずは責任のあり方を整理してもらいたい」と話している。 くしくも今年は、日本の公害の原点である水俣病の公式確認から60年目だった。当時の政府が責任をあいまいにしたまま経済性を優先した結果、住民に取り返しのつかない深刻な健康被害をもたらし、結果として経済性まで失うことになった。 環境省の資料には「有害物質による環境汚染は、健康被害をはじめ、生活環境の破壊など重大な被害をもたらします。水俣病の事例から、経済性を優先し環境への配慮が欠けた活動が、健康被害をはじめとする種々の深刻な被害を与え、その後の被害の回復も容易でないことを教訓として得ました」とある。この教訓が生きていない。 産業界の立場では、環境汚染などのリスクを抱えた企業は万一の際、迅速な対応で被害を最小限に食い止める手だてが求められる。大きすぎるリスクに対しては、他と連携した対策を明確にしておく必要がある。   もっと読む。

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室井佑月氏 「ずいぶん舐められたもんだ」と憤る via 週刊朝日

福島第一原発事故から2年過ぎた今でも、地元に戻ることのできない避難者たち。彼らの避難先の一部では、地元住民との不和が浮かび上がっているが、作家の室井佑月氏は、その矛先は違う場所にあると言及する。 […] べつに良い子ぶるわけじゃないけど、避難者と、もともといる住民、どっちの気持ちもわかる。あたしが避難者だったら、べつにここに来たくて来たんではない、賠償金なんてどうでもいいから、事故前の生活に戻してくれよ、そう思う。 地元民からしたら、いついつまでにこうするという期限もない中、避難してきた人たちに対し、徐々に心の余裕がなくなっていくのも当たり前な気がする。 そうなんだよ。結局さ、国が、「いついつまでに、こうする」と明言できないから悪いんだ。いや、意見は出てきているらしい。が、遅いし、弱い。わざとかもね。ほら、年金問題も、放射能汚染食品の話も、おなじようにして国民vs.国民の争いに持っていったじゃん。 年金問題は、若者vs.年寄りに、放射能汚染食品は、消費者vs.生産者に。国民同士が揉めると、問題の根本、どこが腐っていたからこういう問題になったのか、という部分が誤魔化(ごまか)される。本物の加害者は責任逃れをする。 どうか、いわき市の地元民と、いわきに逃げた避難者は、喧嘩しないで欲しい。怒りや不満のぶつけ先を、間違わないで欲しい。なぜ、こういうことになったの か。それを考えれば、いわきの地元民も、避難者も、怒りの矛先は一つじゃないか。もちろん、あなたたちだけじゃない。あなたたちの後ろには大勢の人間がい る。 そうそう、毎日新聞に、「共生遮る誤解の連鎖」という記事が載った日、朝日新聞にはこんな記事が出ていた。「自民公約 あいまい」という記事だ。 自民党は参議院選の公約の原案をまとめた。憲法改正の姿勢を目立たせず、原発再稼働も、消費税にも触れない、あいまいな公約にしたそうだ。沖縄の基地問題もはっきりしないしな。 うちら国民はずいぶん舐められたもんだ。はっきりさせると、それに伴う弊害があるもんね。責任問題とかさ。んでもって、最後は国民同士を喧嘩させ、いろいろ誤魔化す作戦か。 全文は 室井佑月氏 「ずいぶん舐められたもんだ」と憤る

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「なぜ東電は責任をとらないのか?」「なぜいまだに原発が存在するのか?」イタリア人が素朴なギモンを投げかけ via 楽天infoseekwomen

イタリアで開催された第15回ウディネ・ファーイースト映画祭で、「福島から2年」と題された福島第一原子力発電所事故の現場を語り合うシンポジウムが開催された。 1986年のチェルノブイリ原発で農作物が被害を受けたイタリアでは原発への関心が高く、2011年に原発再開の是非を問う国民投票が行われた際 には9割がノーを突き付けたことも記憶に新しい。この日も、夜8時半からと遅めの時間にもかかわらず約30人が会場に駆けつけ、現地在住で絵本「ヒロシマ のピカ」などのイタリア語翻訳なども手掛けた通訳・翻訳家の山田真喜子さんの解説を熱心に聞いた。 中には、山田さんが用意した放射線量等分布マップや、先ごろ行われた使用済み燃料を仮設保管設備へ移送した際の作業の流れを示した図をカメラに収 める者もいた。そして、ひと通り現状報告を聞くと、「20キロ圏内から避難した人々の生活は?」「子どもたちへの影響は?」と質問が相次いだ。もっとも議 論の的となったのは、共に男子学生から出た「なぜ東電は責任をとらないのか?」と「日本人は自然を愛する国民だと聞いているが、なぜいまだに原発が存在す るのか?」の2点だった。 山田さんは、福島事故後、東電の清水正孝社長が引責辞任しているが、日本企業には不祥事を起こしてもトップの首を据え変えれば責任をとったとする悪しき風 習があること。また、新しい風を期待して選ばれた民主党が事故収束対応の不手際から信頼が崩れ、先の衆議院議員総選挙で自民党が返り咲き。その自民党が原 発推進派であることから事態が好転しないことを説明した。すると、学生らが「日本もイタリアと同じ、保守的なんだね……」とポツリ。 続きは「なぜ東電は責任をとらないのか?」「なぜいまだに原発が存在するのか?」イタリア人が素朴なギモンを投げかけ

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2012-12-29 ワイドスクランブル「茂木大臣vs美輪明宏」文字起こし via vanacoralの日記

http://www.youtube.com/watch?v=BLtGNM4q96Q&feature=youtu.be (11:10〜) 美輪:「話は違うかも知れませんけど御免なさい。何故神様が政権を自民党に戻したのかと思ったら、後片付けをしなさいという事でね、反省という事で、とにかく借金だらけにして原発もそうですわね。全部自民党の時代の産物をたった3、4年で尻拭いしろったって無理な話よ。自分の尻は自分で拭きなさいよ、自分たちでしなさいよという事で政権が戻ってきたんだと思いますね。だから今の弊害はたった2、3年の民主党がやった訳ではなくて、その前の政権が全部積もり積もったものでしょ?」 寺崎アナ:「核燃料サイクルどうするのとか、原発を再稼動すると」 美輪:「話が本末転倒してるのは廃棄物の処理をどうするか。フランスみたいにシベリア、ロシアに捨てに行く。そうしたらフランスは頭が上がらない訳ですよ。そこら辺が本末転倒してるのは核廃棄物の処理の仕方をどうする、まず考えてから行動に移すべきだったんですよ」 寺崎アナ:「これどうされますか?」 茂木大臣:「これ一番大きな問題ですね。ただあの、この問題があるから再稼動が出来ないという問題ではなくて、既に使用済み核燃料があるんです。ゼロの段階ならこの処分場を決めなかったら稼動するしないという議論はあると思うんですけど、もう既に再稼動しようがしまいが一番大きな問題は残ると思うんです」 寺崎アナ:「これは自民党政権で決めていくと。最終処分場を」 茂木大臣:「これは決める方向で考えたいと思います。その処分地に対する理解、こういった問題があります。なかなか拙速には出来ないですし、色んな説明を果たしながらやって行かないと、民主党政権の辺野古じゃないですけどああいった事はしていきたくない」 岡田デスク:「茂木さん、先ほど美輪さんがおっしゃったのは責任論だと思いますけど、民主党は福島の原発の事故に対して誰一人謝罪してないんですね。自民党が長らく進めてきた原発の延長線上に事故があったと思うんですけど、党として国民に初めて謝罪出来ませんかね?明日安倍さんが福島に入りますよね」 茂木大臣:「安倍さんが総理になって初めて訪問先に福島、そういう思いがある。一昨日の未明に近い時間、20日になりまして安倍総理の方から、閣僚全員が復興大臣になったつもりでしっかり取り組んでほしいとそういう思いを共有してますし、非常に強い思いを持たれていると。ですから今回もですね、福島の復興大臣、更には森大臣、福島から大臣に起用しています。我々のこれまでの原発の政策、我々のした事に問題が無かったというつもりは全くありません。」 岡田デスク:「反省という言葉を繰り返してますけど、一歩進んで謝罪しないと、一からスタート出来ないと思うんですけど」 美輪:「潔さなんですよ。まず言い逃れとか詭弁で人のせいにして、民主党のせい、アレのせい、民主党が作った訳じゃないですか。原発なんて」 茂木大臣:「国の政策としてやってきましたから」 美輪:「だって潔さを一番求めてるんですよ、国民は」 茂木大臣:「ですから我々は、今度の規制委員会を作る時も、今までとは全く違う、民主党が出したのより更に厳しい」 美輪:「だから民主党民主党って全部民主党のせいにしようという、それがズルくて卑怯未練ですよ。全部自分たちが悪うございましたって一言言えばいいんですよ」 寺崎アナ:「茂木さんどうもありがとうございました。」 全文は 2012-12-29 ワイドスクランブル「茂木大臣vs美輪明宏」文字起こし

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イタリアの地震予知学者に禁固6年の有罪判決、日本は何を学ぶべきか via ガジェット通信

今年の10月、イタリアの裁判所が、同国防災庁付属委員会のメンバーである地震学者や政府担当者ら7人に、過失致死傷罪で禁固6年の判決を言い渡し た。理由は、300人以上の死者を出したイタリアの中部ラクイラ地方の地震が起きる直前に出した「安全宣言」が、被害拡大の大きな要因になったと判断され たためである。 この判決は、世界中の科学者に衝撃を与えた。このようなケースで科学者に結果責任があると認められれば、有罪となるリスクを恐れて多くの科学者が防 災行政から離れ、防災対策の質の低下を招く恐れがあるからだ。日本地震学会も他人事ではないとして、「結果責任を問われることに対しては強い懸念を感じま す」「防災行政に関与することを避けざるを得なくなる恐れもあります」と声明を発表、強い反発を示した。 日本でも今年の11月に、東京電力福島第1原発事故で津波や事故の対策を怠ったため被害をもたらしたとして、当時の東京電力幹部や政府関係者らと共 に、助言をした科学者も集団告訴の対象となった。もっともこの告訴については、12月20日現在、福島地方検察庁は扱いを保留としているようで、当該科学 者が刑事責任を問われるか否かは、判断待ちの状態である。 (中略) 近藤公人弁護士に聞いた。 ●刑事責任が問われるのは、危険な結果を予測でき、被害を防止できた場合 「日本の刑法では、結果予見義務及び結果回避義務がないと、過失犯としての刑事責任を問われません。よって、結果に対し、予見可能性と結果回避可能性が必要となります。」 「つまり、事前に危険な結果の発生を予測できて、被害発生防止の安全策を講じることができた場合でなければ、刑事責任を問うことができないのです。」 全文はイタリアの地震予知学者に禁固6年の有罪判決、日本は何を学ぶべきか

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矢沢永吉「原発関係者全員誰もケツ拭かない国に明日があると思いますか」ローリングストーン日本版 via 阿修羅♪

  (抜粋) 「今回の原発関係者全員、誰もケツ拭かない。みんなで渡ってるからケツ拭かない。犯人がいないから。 これ、官僚がそういう仕組みを作ったのかもしれないけど、ケツを拭かない国家に明日があると思いますか? 中小企業は本気です。なぜか?法律違反したら本気で潰されます。行政処分で潰される。金がなかったら、金をかき集めてこなければいけない。それができないなら首を吊らなければいけない。 中小企業は最後に自分でケツを拭かなければやっていけないんです。それなのに国家、大企業、官僚、銀行はどうなってるんですか?」 矢沢永吉(ローリングストーン日本版8月号P35より) 阿修羅  

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ドイツの倫理委員会。の巻 via マガジン9(雨宮処凛がゆく!)

(抜粋) 資料などによると、福島の原発事故から10日ほどしか経っていない頃にメルケル首相が設置した「賢人会議」だという。17人の委員のうち、原子力業界の 関係者はおらず、社会学者や哲学者、キリスト教関係者らなどからなる。メルケル首相の諮問委員会であるこの委員会の「倫理委員会〜安全なエネルギー供給」 報告書がドイツの脱原発法案の基礎になっているという。 この報告書を読むと、再生可能エネルギーなどの具体的な提案もありつつ、しかし、「フクシマ」の大災害へのショックが綴られ、そして原発、核エネルギーに対して「倫理的根拠から」という言葉が何度か登場する。また、文中には以下のような言葉が文章が登場する。 「将来のエネルギー供給及び核エネルギーに対する倫理的評価に必要な鍵となる概念は、資源や自然環境を保ちながらの『持続性』と『責任』である。」 「倫理委員会は、エネルギー転換をなすべく人(類)としての責任でこの委員会報告書の結論を提示する」(メルケル連邦首相諮問委員会 「倫理委員会〜安全なエネルギー供給」報告書) そうして報告書は、リスクを抱えた原発の利用に「倫理的根拠はない」と結論づける。 全文はドイツの倫理委員会。の巻 via マガジン9(雨宮処凛がゆく!)

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「福島原発事故、誰が責任取る」 第五福竜丸元乗組員が批判 via 日本経済新聞

1954 年に太平洋・ビキニ環礁で米国が行った核実験で、放射性降下物「死の灰」を浴びた静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」の元乗組員、大石又七さん (78)が25日、東京都内で講演し、東京電力福島第1原発事故について「これだけ大きな事故の責任を、なぜ誰も取らないのか」と批判した。 講演は、核実験が実施された3月1日の「ビキニ・デー」を前に、第五福竜丸の船体が保存されている展示館近くの施設で行われた。 続きは「福島原発事故、誰が責任取る」 第五福竜丸元乗組員が批判

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