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中嶌哲演さん 応援メッセージ via 福井県民署名サイト

この署名活動は一部の反対派だけのものではありません。 キックオフ集会の中でもアピールしたのですが、今回の福井県民署名は一部の反対する人々が押し進めればいい署名活動なんだということは決してありま せん。なぜなら、福島の原発事故の影響は広域にわたっており、農民、漁民、商店街の人々、町役場に努める人、保育園や学校の教師、病院、福祉施設の看護 士、介護士、障がい者、神社や寺院まで、あらゆる人々に及び、12万人以上(復興庁:難者数の推移 [平成26年10月2日]より)もの福島の人達が自分の故郷を捨てなければならなくなってるからです。 福井地裁は原発から半径250km圏内の住民の請求に応えて、原発の運転をしてはならないと判決を下しました。 私は、原子力ムラの人達だけに全ての責任があるとは思っていないんですよ。もちろん根本的には彼らに責任がありますが、いわゆる大量生産、大量消 費、大量廃棄の現代文明や、必要神話、安全神話によってマインドコントロールされてきた国民全体は、原発の恩恵を享受してきたわけです。原子力ムラを糾弾 したり批判するだけでは済まないことを一般国民一人ひとりが自覚する必要があると思います。 若狭の原発はなにも福井県だけの問題ではありません。若狭の原発の電気は長年関西圏に送られてきました。 関西圏のみなさまは、今までは原発で作られる電気の恩恵だけを受けて来たわけですが、若狭の原発で大事故が起きれば関西圏にも被害が及んでいくことが福島 の事故でまざまざと分かったわけですから、自分自身の安全を守る為にも行動を起こすことは必要だと思いますし、都市部の繁栄のためにいわば負の部分として 危険な原発を田舎に押し付けてきたわけですから、これからは現地若狭が原発から脱却していく道に連帯した応援をしていくことを考えていただけたらと思いま す。 若狭の人達は原発に依存しなくてはならないという考えを持たされ、はっきりと再稼働に反対する気持ちや考えを持てない状況にまで追い込まれていると いうことをよくご理解いただいた上で、若狭が原発に依存しないで、どうやったら美しい自然を活かした地域づくりができるのか、みなさんにもアイデアを出し て欲しいですし、その取り組みの中で、みなさんに出来る応援の仕方も考えていっていただきたいと思うわけです。 (略) 今回の署名活動が、原発の問題の過去、現在を知った上で、これから未来に向けてどうしたら良いのか、考えてもらう機会として広がって行くことを願っ ています。もちろん署名の数も大事ですが、一人ひとりが自分の問題として考え、みんなで話し合いながら、若狭の原発を本当に動かして良いのか判断し、その 形としての署名を西川知事に提出することに意味があるんだと考えています。 真言宗御室派 棡山 明通寺 住職 中嶌哲演 2014.9.4 全文は中嶌哲演さん 応援メッセージ 署名サイトはこちら

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県民会議「若狭湾の原発は廃炉に」 福井、総会で活動方針決定 via 福井新聞

原発反対県民会議は23日、福井市の県教育センターで第37回総会を開いた。「活断層が集中する若狭湾の原発は廃炉に追い込む」などの2013年の活動方針を決め、市民に開放した学習会、講演会を通じて組織の枠にとどまらない運動を展開していくとした。 (略) 原発敷地内の活断層の問題については「特に敦賀半島を走る活断層の危険性を訴えている地震の専門家もいる。若狭湾の原発を運転再開させることなく廃炉に追い込む取り組みをしたい」とした。 このほか▽老朽原発の運転延長をやめさせる▽実用化の困難なもんじゅは廃炉に追い込む―などを方針に盛り込んだ。 関西電力が21日に発表した、フランスから高浜原発3号機へのプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の海上輸送に反対し、同社に訴えていくことも決めた。 総会には会員ら約70人が出席。冒頭に昨年6月に亡くなった小木曽美和子事務局長に黙とうをささげた。後任の事務局長に水上賢市事務局次長が就く人事を承認した。 全文は県民会議「若狭湾の原発は廃炉に」 福井、総会で活動方針決定

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