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W杯代表に福島米 日本代表専属シェフ 西芳照さん via 東京新聞

2014年5月29日 朝刊 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に出場する日本代表の専属シェフとして知られる西芳照さん(52)が本紙のインタビューに応じ、29日から始まる日本代表の米国フロリダ合宿に、福島県広野町産の米を持ち込むことを明かした。 南相馬市出身で、今も広野町でレストランを営む西さんは、「福島の風評被害を少しでも食い止めたい」。いわき市や会津地方で造られたみそも用意する。ブラジルには輸入規制措置があるため、W杯本大会は米国産の日本米を調達するという。 西さんは楢葉町のサッカー施設「Jヴィレッジ」で総料理長を務めていた2004年から日本代表の主な海外遠征に同行し、選手のエネルギー源となる 米は兼業農家の両親が作った南相馬産を使っていた。東日本大震災後は津波による塩害などで両親が稲作を断念していた。 […]  -もうすぐW杯が開幕する。  日本チームが良い成績を残せば、日本全体が元気になる。今も仮設住宅で暮らす人や、その中で孤独死していく人がいる。私の妻の親戚も孤独死した。日本代表が活躍することで、生きる喜びや希望を少しでも持ってもらえるように頑張りたい。  -西さんも被災者の一人。東京に避難後、ハワイから仕事の誘いがあった中で福島に戻った。Jヴィレッジなどでレストランを営んできたこの3年間は。  どうにか生きてきた。福島に戻ったのは、過酷な環境に耐えながらJヴィレッジを拠点に仕事をしていた原発作業員のため。東京電力から「ワンコイン (500円)でやってもらえないか」の話があり、挑戦した。もう少し高い料金を設定していたが、やるしかない。苦労が多かったが、経営者として自分の未来 を見据えたときに高揚感もあった。  -この3年間の歩みをまとめた「サムライブルーの料理人 3・11後の福島から(白水社)」を今月、刊行した。  忘れてほしくないから。避難している人のことなど風化しつつある部分がたくさんある。経済優先の中、もっと国民的な議論が必要なことがある。日本人として議論する責任があるのではないか。   続きは W杯代表に福島米 日本代表専属シェフ 西芳照さん

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東日本大震災3年:風評と闘う「福島産」 野菜、市場で地位低下/コメ、業務用にシフト via 毎日新聞

東京電力福島第1原発事故後、国の基準値を超える放射性物質の検出が相次ぎ、東北や関東の一部の農産物に対する消費者離れが進んだ。中でも、福島産 を取り巻く環境は厳しく、産地にとっては今も試練の日々が続く。事故から3年。数値の上では安全を確保しながら、「風評」という見えない敵と闘う現場で は、店頭から業務用への販売の転換も始まっている。 […] 野菜と果物では、2012年春からの新基準値(同100ベクレル)超えは12年度が全7271件中7 件、13年度(2月末現在)は全5734件中ゼロだ。しかも12年度以降はほとんどが検出限界値(同約5ベクレル)未満だった。各農協などでも自主検査を 実施するなど、産地では徹底した安全管理も行っている。 シイタケやナメコなど原木や菌床を用いた栽培キノコ類では、原木や菌床を管理した結果、12年度以降は検査対象が全て基準値以下。現在、基準値超えが出ているのは、山菜や野生のキノコといった除染できない山林で育ったものに限られている。 しかしこれにより、福島産の野菜などの価格が震災前に戻ったかと言えば、そうはなっていない。 […] 「風評被害は完全には抜けていないですよ」。春からの出荷に向け、育苗ハウスで種をまいていた伊達市の キュウリ農家、橘一郎さん(65)は厳しい口調で言った。JA伊達みらいでは毎年、特産のキュウリが旬となる6〜9月、首都圏のスーパーに女性生産者を派 遣して消費者にPRしているが、「福島産はまだ買えない」という声が少なくないという。橘さんは「生活するために頑張るしかない」と声を絞り出した。 主力のキュウリ以外の品種はさらに厳しい。震災前は全国平均をやや下回る程度だったシュンギクは、震災後一気に低迷し、13年度も平均の約1割安。かつては全国を上回っていたシイタケは、平均の1〜2割安にとどまっている。  ◇コメ 業務用にシフト 主食として消費者の関心が高い米。福島では全量全袋検査という徹底した流通管理が定着しているが、消費 者の拒否反応は依然根強い。店頭での売り場を失った福島産は、一般家庭以外の飲食店やコンビニなどに販売先をシフトし、産地の見えない業務用として生き残 りをかける。だが、ブランドを守り育ててきた生産者の思いは複雑だ。 福島では原発事故があった2011年、暫定規制値超えが出たが、その後、作物のセシウム吸収を抑えるカ リウムを土壌に入れるなどの対策を徹底した。12年から実施している放射性セシウムの全袋検査で、12年産は約1034万袋の99・8%、13年産(3月 1日現在)は約1092万袋の99・9%が検出限界値(1キロ当たり25ベクレル)未満だった。基準値(同100ベクレル)超えも12年産で71袋、13 年産では28袋と減少。基準値を超えたものは検査段階ではじかれ、市場には流通していない。 […] それでも、産地への誇りを胸に米作りに汗を流してきた農家は悔しさを隠さない。米どころ・JA会津みど りの長谷川正市組合長(64)は「長い時間をかけて築いたブランド米を、我々は自信を持って出してきた。スーパーの棚に並べることもできないのは、本当に 悔しい」と話す。 全文は 東日本大震災3年:風評と闘う「福島産」 野菜、市場で地位低下/コメ、業務用にシフト(無料登録が必要です)

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モモに続いてリンゴも輸出 本県産、今月にもタイへ via 福島民報

県は今月下旬以降、タイに県産のリンゴを輸出する。タイの首都バンコクの大型商業施設で販売され、好評だったモモに続いて企画した。県の担当者は「モモに続き、安全でおいしい県産農産物の知名度アップにつなげたい」と意気込んでいる。 今後、収穫が最盛期を迎える「ふじ」を輸出する。蜜が入り甘くてみずみずしい味わいが特徴。県北地方の農家が収穫し、放射性物質検査で安全性を確認したリンゴを輸出する。モモと同様、バンコクの大型商業施設で販売される予定。 (中略) 原発事故後、中国、韓国、台湾など東アジア各国はほとんどの県産品の輸入を停止している。 全文はモモに続いてリンゴも輸出 本県産、今月にもタイへ

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