Tag Archives: 死亡率

原発事故と汚染があった地域で、周産期死亡が増加している、とのH. シュアブらの論文の紹介(共著者 林敬次)via 医療問題研究会

2016年11月24日 『Medicine®』に掲載された原発事故と汚染があった地域で周産期死亡が増加しているとの記事を、一般の方にも理解していただくために、少し詳しく解説しました。 Hagen Heinrich Scherb, Kuniyoshi Mori, Keiji Hayashi. “Increases in perinatal mortality in prefectures contaminated by the Fukushima nuclear power plant accident in Japan – A spatially stratified longitudinal study.” (Medicine 2016; 95: e4958) 「日本の福島原子力発電所事故により汚染された県・都での周産期死亡の増加 空間的に層化した縦断的研究(汚染度で分けて、時間的に経過を見てゆく研究)」 という題名の論文が『Medicine®』という、査読付きの医学雑誌に掲載されました(こちらに紹介記事、本文PDF)。福島での人間の生殖に関する問題をテーマとした論文では初めてです。 この論文は、ドイツの著名な生物統計学者で、原発周辺の子どものがんの増加を証明したドイツ政府による研究(KiKK研究)に参加し、チェルノブイリ事故後の生殖に関する異常な増加を証明する多くの論文などを発表しているハーゲン・シュアブ氏を中心に、医療問題研究会の森國悦と林敬次の共著として掲載されたものです。この論文を一般の方にも理解していただくために、少し詳しく解説しました。疑問などあれば、原著をご参考ください。 【はじめに】 … Continue reading

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東日本大震災、聴覚・視覚障害者の死亡率は2倍 避難所でも大きなハンディ負う via J-Cast News

目や耳に障害があると、日常生活に苦労する。ましてや、2011年3月の東日本大震災のような状況ではどうだったか。一般からはなかなか想像できない大震災下の聴覚・視覚障害者の困惑ぶりが12年4月21日、東京で開かれた医療・福祉関係者の交流会で語られた。 「移動と情報の不自由」強いられる 財団法人全日本ろうあ連盟事務局長の久松三二さんは救援活動に取り組んだ。NGO団体などは、岩手、宮城、福島3県の聴覚障害者1671人の 安否を調べ、17人 (1%) の死亡を確認した。一方、NHK調査によると、3県には聴覚障害者が3753人おり、2%の75人が犠牲になっていたとわかった。安否確認や支援活動では 個人情報保護法が支障になった。聴覚障害者の死亡率は健常者を含めた全体の死亡率の2倍だった。 最大の情報源であるテレビでは、字幕や手話通訳が重要だ。欧米ではかなり多くの番組に手話通訳が付いている。また、お隣の韓国でも放送法を改正し、聴覚障害者の支援を義務づけ、2016年までに字幕は100%、手話は5%の達成目標を定めた。 続きは東日本大震災、聴覚・視覚障害者の死亡率は2倍 避難所でも大きなハンディ負う

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