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廃炉作業の見学ツアーも 福島第一の「観光地化」計画 via 朝日新聞

 【塩倉裕】東京電力福島第一原発の悲劇を未来に伝えるため、世界中の観光客に公開する形で事故跡地を保存・整備しようと訴える計画を、批評家の東浩紀さんらがまとめた。記憶の風化に抵抗するための、四半世紀先を見据えた提案だ。 計画は書籍「福島第一原発観光地化計画」(ゲンロン)として刊行された。東さんやジャーナリスト津田大介さん、社会学者の開沼博さんら8人が昨秋から議論を重ねてきた。事故の収束作業が今より進んでいるとの想定で、2036年以降の福島を構想している。 第一原発から約20キロ離れたスポーツ施設「Jヴィレッジ」(福島県広野町・楢葉町)を、歴史継承と観光のための拠点「ふくしまゲートヴィレッジ」として再開発する。原発事故博物館や宿泊施設、研究機関などを備えた複合施設だ。 訪問客はそこからバスに乗りこみ、廃炉作業の続く原発跡地「サイトゼロ」を、専門家による放射線管理のもとで見学する。 27年前に事故を起こし今ではツアー客の受け入れが進むチェルノブイリ原発の実情も現地取材し、参考にした。書籍では、放射能被災地へ見学者を受け入れる「ツアー」が福島県で始まった様子も報告している。福島の住民の声や原発作業員の意見も盛り込んだ。 東京五輪の開催に合わせて2020年に災害復興博覧会をJヴィレッジで開くことも提案した。 続きは廃炉作業の見学ツアーも 福島第一の「観光地化」計画

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東浩紀氏ら、「福島第一原発観光地化計画」を本格始動 via ケンプラッツ

 批評家の東浩紀氏は3月9日、同氏を発起人としたプロジェクト「福島第一原発観光地化計画」について、これまでの検討内容と今後の活動予定を明らかにした。 「福島第一原発観光地化計画」では、東日本大震災による原発事故から25年後の2036年をめどに、(1)福島第一原子力発電所の事故跡地の観光 地化、(2)その観光拠点となるビジターセンターの建設を提案する。原発跡地は、更地にするのではなく水素爆発直後の建屋の状態を復元して、観光客が見学 できる施設とする。そして、跡地を見学するバスツアーの発着所に加え、原発事故を伝える博物館、ショッピングモール、宿泊施設などで構成するビジターセン ターを建設するという構想だ。 プロジェクトは、東氏を中心とした実行委員会が中心となり進めている。2012年9月に活動を開始した。コアメンバーは、東浩紀氏(批評家・作家)、津田 大介氏(メディアアクティビスト)、清水亮氏(ユビキタスエンターテインメント代表取締役)、開沼博氏(社会学者)、藤村龍至氏(建築家・東洋大学理工学 部建築学科専任講師)、速水健朗(フリーランス編集者・ライター)、梅沢和木氏(現代美術家)、井出明氏(観光学者)の8人だ。 (略) 加えて、地元住民の消費の場であり娯楽の場でもあるショッピングモールと対になる形で、震災がれきのモニュメントや原発事故を伝える博物館ををつくるこ とによって「消費の場を支えるものとして原発の悲惨な事故があった、という構造をつくりたい」(東氏)という考えもあるという。事業面では、モールの収益 を博物館の運用に充てるというモデルを想定している。 全文は東浩紀氏ら、「福島第一原発観光地化計画」を本格始動

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