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除染 くにさだ きみ via 第七官界彷徨

ひとつぶの水が もしもわたしに造れたら ひと息だけでいいから もしもわたしに 生まれたての空気がつくれたら。 ほんの ひとつぶだけどーー たったの 一息にすぎないのだけれどーー フクシマに また いきものの住める透明な 水と 空気が甦る気がする。 涙ハ ドウシテ水ニ戻ルト書クノデショウカ。 […] 答えて下さい。 ブラウン管の向こう側で 軽々と 「除染」を言ってのける あなたよーー ナゼ波ハ 水ノ皮トカクノデショウカ。 海ハナゼ 水ノ毎ト書クノデショウカ。 ドウイウ訳デ 泣ク トイウ字ハ 水ガ立ツト書クノデショウカ。 染マルトイウ字ニモ  水ノアルノハ 悲シイコトデス。 ☆作者のメッセージ =昭和55年刊の私の『広辞苑』には「除染」というコトバがありません。  「除雪」はあるのに。  「除雪」の項には「積雪を除去する。ゆきかき」と書かれています。  被災地の「除染」の映像はゆきかきと違い、ブルドーザーで削った表土が、シートで隠されて、溶けたりはしないのです。  シートの内側のセシウム137の半減期は30年。  放射能除去は除雪みたいにいかないのです。  「除染」とは誰が何を隠すためのコトバでしょうか。= 全文は除染

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