Tag Archives: 市民運動

「裁判公開の原則」はどこに? ~傍聴人らを締め出す東京高裁の暴走~ via Jan Jan Blog

 たとえば、あなたが重大な環境汚染を引き起こすかもしれない汚染物質の搬入をめぐって、市役所や焼却施設に陳情や話し合いのため訪れたとする。申し入れや話し合いを求めても、市や施設の職員は、こちらの言うことに耳を貸そうとせず、あるいは担当者が「居留守」を使って出て来ようとしない。当然、そういう場では、押し問答や小競り合いはつきものだ。  そうした時に、こちらの言うことに耳を貸そうともしない市側が、陳情や話し合いのために訪れた市民を〈威力業務妨害罪〉等で訴えるという異常な対応が各地で見られている。  たとえば、2012年12月に富山県では震災がれきの焼却灰問題をめぐって焼却施設前で抗議した主婦を、富山市長が年明けの2月に刑事告訴した。また富山での抗議活動が行われたのと同じ2012年12月、大阪では、やはり震災がれきに関する抗議活動で〈威力業務妨害罪〉による逮捕者も出ている。それ以前の2007年には、沖縄でオスプレイのヘリパッド建設に反対する市民が、やはり〈道路交通法〉違反で国にSLAPP訴訟も起こされている。 そういう流れの中で、19日、東京高裁での裁判判決日に、裁判所が被告人本人や傍聴券の当たった支援者らを「法廷」のみならず、「裁判所」の敷地から締め出し、被告人不在、傍聴席もほとんど人がいない状態で判決(注:控訴棄却)が言い渡されるという“珍事”があった。裁判所によれば、被告人男性や支援者らが着ていたトレーナーのロゴにあると言うのだが、そのロゴは下の写真にある程度のものである。結局、抽選で当たりながらも、ロゴを理由に締め出されたまま閉廷となり、支援者らは裁判所正面で抗議の声をあげた。 続きは 「裁判公開の原則」はどこに? ~傍聴人らを締め出す東京高裁の暴走

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盛り上がりを見せる脱原発デモの行く末は? 成田闘争に見る、“未決着”市民運動の現在 via 日刊サイゾー

毎週金曜日、首相官邸前には数万人ものデモ参加者が足を運び、「脱原発」の声を上げている。8月にはデモ主催者が野田佳彦首相と面会するという快挙を達成し、日本における市民運動が新たな局面を迎えたことは広く報道された。しかし、複雑な思惑が入り乱れる原発問題が、早晩の解決を迎えるとは言い難い。現に、原子力の安全規制を担う新組織「原子力規制委員会」の人事は 相も変わらず原子力ムラからの人選が濃厚となっているし、産業界では“脱原発は経済に悪影響を及ぼす”との声が強い。仮に野田首相が言う「脱原発依存」が 正式に閣議決定されたとしても、避難生活を強いられている福島の人々は、場合によれば数年、あるいは数十年にわたって故郷を追われる。彼らが故郷に戻れる 日が来るまで、原発問題は続いていくのだ。長期化するにつれ、現在盛り上がりを見せる脱原発運動はどのような形になっていくのだろうか……。 そのヒントとなる運動が、日本の玄関口である千葉県・成田空港で展開されている。 続きは盛り上がりを見せる脱原発デモの行く末は? 成田闘争に見る、“未決着”市民運動の現在

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手弁当の抗議、どう続ける〈街頭へ〉via 朝日新聞デジタル

首相官邸前で原発の再稼働に反対する、毎週末の抗議行動は、手弁当の市民が運営している。従来型の社会運動に縛られず、手作りの「アマチュア感」を前面に出してきた。目下の悩みは、参加する人が増え、長期化するなかで、抗議行動を持続させるために、どう運営していくかだ。 ■スタッフ確保に一苦労 16回目となる抗議行動があった金曜の20日夜、官邸前へと続く歩道で、ボランティアの誘導員が声を張り上げていた。「押さないでくださーい」「参加者 の方は、あちらにお願いしまーす」。だが、時間がたつにつれて人波は膨らむばかり。はみ出した参加者が警察官と口論になっていた。 デモや集会を開く際に安全を確保することは主催者の大きな役割だ。官邸前行動を呼びかける「首都圏反原発連合」はこの夜、100人を超すボランティアを 集めて運営や誘導にあたった。とはいえ、同連合は震災後から原発問題に取り組み始めた市民グループなど13団体の連絡組織。いずれも小さな団体で、従来、 大規模な集会を開いてきた労組系組織などとは異なる。 続きは 手弁当の抗議、どう続ける〈街頭へ〉 (登録が必要です) 関連記事 週末抗議続けたいけど 手弁当人繰り大変 via 2011.3.11 福島第一原発切抜帖 「毎週金曜日に官邸前で実施している抗議行動ですが、運営母体である小さな13団体の連絡組織「首都圏反原発連合」が、皆さん手弁当で事前準備や調整、警察 との打ち合わせなどを続けてきたが、毎週なので相当疲れもたまっており、29日の国会包囲抗議行動を1つのきっかけに、続けるべきか賛否両論があるとい う。代表のレッドウルフさんは、「ここにいることが政府への圧力になっているので、何とか続けたい」と願っているが、資金面を含めスタッフの確保が大変ら しい。 官邸前抗議行動を続けるべきだと思っている皆さん、スタッフとして手を貸してもらえませんか。」  

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金曜日官邸前反原発抗議行動について(運動団体各位へ) via memo box

金曜日官邸前反原発抗議行動に参集する 既存の運動諸団体各位へのお願い 毎週金曜日に官邸前をめざして行われている首都圏反原発連合有志が主催する抗議行動。2012年3月より開始され、大飯原発再稼働決定前後から参加者数が急増した。 かくいう私も、大飯原発再稼働決定前の6月24日にはじめて参加し、翌週は都合で不参加、7月6日は雨の中で遅れて参加したため、官邸前に近寄ることもできず、外務省前で声を張り上げることとなった。 この抗議行動について、既存の労働運動、平和運動、市民運動などの運動諸団体各位やその参加者から様々な声が寄せられている。いわく、生ぬるい、警察となれ合っている、籏を上げ自らの存在をアピールするのは当然である…。 私もいくつかの運動団体に所属し、運営する立場にある。これまでも、いくつかの運動の場でデモにも参加したり、主催する立場になったこともある。団体として、旗を上げるのが当然であるという気持ちも分かる。警察は国家の装置であり、国家の権力に対して異議を申し立てる際、その国家の装置に対話をもって接するのはおかしいと思う気持ちも分かる。生ぬるいと言えば生ぬるい。 しかし、しかしである。自らの胸に手を当てて考えて欲しい。私が所属し、運営に携わっている団体も含めて、少なくともこの10年、これほどまでに市民がひとつの問題で、個々人の自らの意志を持って直接行動に出たことがあったか? それを作り上げることができたか? 市民運動、大衆運動といいながら、その意志や意図を伝えきれず、その多くは停滞していたのではなかったか? 確かに私は、我々は、みなさんは、長く運動を続けている。ほとんどの人たちが気がつかないことに警鐘を上げ、それを社会化しようと取り組み続けてきた。今もその意志は変わらない。その意味はあると信じている。だからこそ続けている。それでも、多くの団体で運動の高齢化と言われ、後継問題が浮上している。47歳で20年以上取り組んでいる私でもまだまだ「若手」である。 続きは 金曜日官邸前反原発抗議行動について(運動団体各位へ)

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脱原発訴え23年、「北信濃ネットワーク」解散 via 信濃毎日新聞

一人の主婦の立場で脱原発を訴え続けた須坂市の故・坂田静子さん(1923~98年)が中心となって始め、県内で活動してきた市民団体「脱原発北信濃ネッ トワーク」(事務局・千曲市)が9月末で解散した。市民が抱く素朴な疑問を基に学び調べ、原発の危険性を会報などで全国に発信してきたが、会員やその家族 が高齢となり継続を断念。ただ3月の福島第1原発事故で原子力政策の行方に市民の関心が高まっており、今後は新たな草の根の活動を支えるつもりだ。 坂田さんは1977(昭和52)年、英国在住の長女からフランスの使用済み核燃料処理施設の放射能汚染を心配する手紙が届いたのを機に、原発に関心を 持った。長女の子どもが死産しており、関連を懸念。原発について1人で勉強を始め、ガリ版刷りで、危険性を訴える新聞「聞いてください」の発行を始めた。 続きは脱原発訴え23年、「北信濃ネットワーク」解散

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