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峠三吉 “原爆日記”広島市に 「世界の記憶」再申請へ via 毎日新聞

「原爆詩集」の基の貴重な資料 「強力な後押しだ」と歓迎  広島市は28日、「にんげんをかえせ」の詩で知られる峠三吉(1917〜53年)の原爆体験を記した日記など被爆直後の資料2点が近く広島市に寄託さ れ、原爆資料館で保管すると発表した。同市と広島文学資料保全の会は共同で、この日記を含む原爆文学資料をユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界の記 憶」(世界記憶遺産)に再申請する。著名な「原爆詩集」の基となった貴重な資料だけに、保全の会の池田正彦事務局長は「強力な後押しだ」と歓迎している。  1点は大学ノート2冊をとじた日記帳で45年1月1日〜11月19日のできごとがつづられている。もう1点は「メモ−覚え書−感想」と記された同年8月から9月15日までの随意日記。  原爆詩人の峠は、爆心地から約3キロの広島市翠町(現南区翠)の自宅で被爆した。日記には投下の瞬間を「畑や家並みの其処(そこ)其処より音なく火焔(かえん)閃(ひら)めき白煙の斜めに立昇るが瞬間眼に映りぬ」と記した。  二つの日記などを基に、峠は連合国軍総司令部(GHQ)の言論統制下にもかかわらず原爆被害を告発する私家版の「原爆詩集」(51年)を発行。同書は今夏、岩波文庫に収められるなど改めて注目を集めている。 日記は2002年、共産党に寄贈されたが、一般公開されていなかった。今回、広島側から再申請のために協力を求め共産党が快諾。ユネスコは資料に多くの人がアクセスできるよう求めており、資料館が保管することで、公開の可能性が広がりそうだ。 続きは峠三吉 “原爆日記”広島市に 「世界の記憶」再申請へ 

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(被爆国から2014秋)悲惨さ 目をそらさないで via 朝日新聞デジタル

■俳優 大竹しのぶさん(57) 《目をそらさないでください》 32年前に公開されたドキュメンタリー映画で読んだナレーションの一部です。原爆が落とされた直後の広島や長崎の様子、傷ついた被爆者の方々の姿に胸が締めつけられました。 映画は「にんげんをかえせ」。ナレーションの終盤には詩もありました。 (略) 長女のIMALU(いまる、タレント・歌手、25歳)が中学2年生だった時。「にんげんをかえせ」が中学校の授業で上映されたのですが、先生が「ここから先は残酷になるから」と言い、中断されました。「知ることが大切なのでは?」。学校に行き、気持ちを伝えたことが今も忘れられません。 長崎の被爆医師の手記をもとにした映画「この子を残して」(1983年)では医師の義理の妹、原爆投下前日の人々を描いたテレビドラマ「明日」(88年)では妊婦を演じました。原爆にこだわった故・新藤兼人(かねと)監督と何度もお仕事をともにして、「戦争ほど愚かなことはない」という思いが体に染みつきました。 人類はずっと戦争をしてきたけど、「人殺しはいけない」とみんな分かっているはず。争いをやめよう。そう考えれば、問題は単純なのかもしれませんね。 大きな力に向かって反戦を叫ぶ人たちに「私もそう思います」くらいしか言えませんが、お芝居や音楽で勇気づけられたらな、と思います。原爆や戦争のことに目をそらさずに。(聞き手・花房吾早子) 全文は(被爆国から2014秋)悲惨さ 目をそらさないで 

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