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福島エクソダス〜原発事故は何をもたらしたのか〜 via 時事ドットコム

(抜粋) 「不安あおるな」と学校が圧力 市内で開かれたNPOなどが主催する無料の母子医療相談会で、主婦らに話を聞いた。この日の相談会には19組の母子が訪れ、ボランティアの医師や看護師らが鼻血などの症状を訴える子どもたちからの聞き取り調査と生活上の指導を行っていた。畑野真理子さん=仮名=(37)は、夫と子ども3人(小学生2人、2歳児)に加え、義父母同居の7人家族。3月12日の福島原発1号機の爆発の際は「テレビは直ちに健康被害はない」と報じていたし、地震被害とガソリン不足で逃げることなど考える余裕がなかったという。 14日に3号機が爆発し、東京の伯父から「早く逃げろ」と電話が入った。近隣市に住む弟たちも逃げる準備をしていると聞き、「一家で東京避難」 を考える。しかし、テレビは「大丈夫」を繰り返し流し、義父母は「残る」と主張。結局、「高齢の両親を置いていけない」ということで残留を決めた。弟も結 局、母親と介護の必要な90代の祖母を置いていけないことで避難を断念した。 その後、夫が会社で放射線測定器を借り、自宅で測ったところ室内で毎時0.3マイクロSvという高い値が出て驚いた。「テレビの大丈夫というのは信用できるのか」疑問が湧いてきた。 学校も全く動かない。1つは給食。「地産地消」で福島県産の牛乳を使っている。教頭に産地を聞くと、野菜は「業者との信頼関係」としか答えてく れない。近隣の市町村でストロンチウムやプルトニウムが検出されたといううわさが流れるが、テレビでは何も報じられない。確認のしようもなく、不安だけが 募る。 全文は福島エクソダス〜原発事故は何をもたらしたのか〜 福島エクソダス バックナンバー(全4回) 【第1回】 「学童疎開」の実情と論理、 募る親たちの不安 【第2回】 夏休みだけでも避難の願い 【第3回】 親と国の論理の違い 【第4回】 「学童疎開」の実情と論理

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