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奇形魚の増加を告発! いまだ広がる放射能汚染を伝えた「週刊女性」via サイゾーウーマン

(抜粋) 本間氏の告発によれば、南房総で今年1月から奇形魚がこれまでより多く穫れ始めた。スズキ、ヒラメ、カワハギなどの海底魚のほか、ブリ、マグロ、カ ツオ、サバなどにも奇形は見られた。奇形魚の放射線量を測るとセシウムが基準値の100を大きく超え、500から700ベクレルという高数値を出したとい う。漁協での計測は奇形を排除しているためか、これまで不検出が続いているが、しかし奇形魚は廃棄されることはなく激安で売買されているという。またこう した本間氏の行動は仲間の反感を買い、漁師を休業中だという。一方、記事には漁協や県の水産課などの「奇形魚の増加データは出ていない」「銚子漁協などは毎日のように検査をしている」という反論コメントも掲 載。しかし漁協によって検査方法や頻度が違うこと、また魚の放射線量測定の困難さからサンプリングから抜け落ちる魚は存在すること、奇形魚が肥料として使 用されていることへの今後の影響を指摘している。 未曾有の原発事故で、今後のことははっきり言って「誰にもわからない」。だからこそ、最大の防御が必要だ。そもそも海の汚染は、事故直後より時間 を経てからの方が高くなると指摘されていた。実際、山間部での川魚から高濃度のセシウムが検出され、その川水は次第に海に流れ込む。ここ数年は広範囲で詳 細なモニタリングが必要だというのは以前からわかっていたことだ。だが国や自治体は現在に至るまであまりにも無責任だ。水産庁は今回の件についてこんなコ メントをしている。 「(サンプルとしてどの魚を抽出するか漁協に任せている)本来、漁師は奇形魚が出れば検査したいと思うはず。そうあってほしい」 奇形の指摘があっても自ら調査に乗り出すわけでもなく、原発被害者でもある漁協関係者に責任を押し付け、彼らの生活の補償も十分することはなく、 しかし検査は彼らの“良心”を信じて任せる――。これこそ行政の不作為であり、漁民、国民をバカにするのもいい加減にしろ、といいたい。放射線汚染が未だ に広がっているということを改めて認識させてくれた特集記事であった。 全文は奇形魚の増加を告発! いまだ広がる放射能汚染を伝えた「週刊女性」ただし奇形魚の記事は掲載部のみ。

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