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美味しんぼ「健康被害」、異例のスピード抗議 大阪府市 via 朝日新聞

近くの住民に症状が出ている――。大阪での東日本大震災のがれき処理をめぐる人気漫画「美味(おい)しんぼ」の表現に、大阪府と大阪市が「極めて不適切」と抗議した。表現の元になったのは、市民団体のインターネットアンケートだ。「無断で引用されたうえ、府市からも何の確認もない」と団体側は困惑する。現場で何があったのか。 […] ■ネット調査、無断掲載 引用された調査は、がれき受け入れに反対する近畿の主婦らでつくる「大阪おかんの会」がインターネットで実施した。がれき焼却が大阪市で始まった昨年2月から年末にかけて「体調変化が起きたら知らせてほしい」と呼びかけた。投稿数は延べ990件だった。 会は昨年4月、松井医師を講演に招き、その時点の集計結果を伝えた。重複を除くと797人分。のどの異常(585件)、目の痛み・かゆみ(272件)、鼻血(97件)などを訴えていた。居住地は近畿一円で、大阪市内は約3割だった。松井医師は直後に原作者の雁屋哲氏と会い、この調査を紹介したという。 作品の表現では、「焼却場付近の住民1千人のうち800人に健康被害が出た」とも読める。松井医師は「どのように雁屋氏に伝えたかは明確に覚えていないが、作品で問題提起したことが重要。行政による抗議は作者の口を封じる行為だ」と訴える。 一方、会によると回答は自己申告のまま集計しており、実際に症状が出ているのか、回答者は実在するのかなどは確認していない。担当者は調査の趣旨 について「市民らの声を行政に届けるため」と説明。「科学的根拠を得るには、専門家が一例ずつ見る必要がある。だが何の連絡もなく、突然違う内容で掲載さ れた」と困惑する。市の抗議後、ネット上に会に対する中傷が拡散している。 編集部は12日に「議論を深める一助としたい」などとコメント。その後は複数の専門家の見方を示す19日発売号の特集まで見解を示さない予定だ。雁屋氏はブログで「私は真実しか書けない」「内容についての責任はすべて私にある」などとしている。(藤田さつき) ■反論よりデータを 山田健太・専修大教授(言論法)の話 表現の自由は 十分に保障されるべきだ。たとえ間違った理解による描写があったとしても、行政は「根拠を示せ」と迫って抗議や反論をするのでなく、関係者への聞き取りな どの調査を尽くし、データを開示して市民に説明するのが本来の役割だ。公権力が表現に対して抗議を繰り返せば、表現する側は萎縮し、根拠がない限り問題提 起ができなくなる。 全文は 美味しんぼ「健康被害」、異例のスピード抗議 大阪府市 (無料登録が必要です) 当サイト既出関連記事一覧は こちら    

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「美味しんぼ」の描写が波紋 被曝で鼻血/「福島に住んではいけない」 抗議相次ぐ via 朝日新聞

週刊ビッグコミックスピリッツの人気漫画「美味(おい)しんぼ」の東京電力福島第一原発事故をめぐる描写に対し、福島県や地元政界などが12日、発行元の小学館に相次いで抗議した。問題視するのは登場人物が放射線被曝(ひばく)と鼻血の因果関係を指摘したり、「福島に住んではいけない」と述べたりする場面。県内には風評被害への懸念が根強い一方、強まる抗議に「被曝への不安が口にしにくくなる」と心配する声もある。 […] ■「事実か疑問」「実情知る契機に」 福島県民の受け止めは様々だ。福島市の学童保育指導員佐藤秀樹さん(47)は「放射線への不安は当然ある。それでも多くの人が県内で懸命に子育てをしている事実をどうみているのか」と首をかしげる。内部被曝検査や食品の放射線量をチェックすることで、被曝への不安は少しずつ和らいだ。「事実を積み重ねた表現とは思えない」という。 これに対し、原発事故の刑事責任を問う原発告訴団長の武藤類子さんは「私も事故後、鼻血が出るとの訴えを耳にする。放射性物質の存在も事実だし、因果関係がないとは断定できないはず。鼻血の表現にこぞって大抗議をすることに違和感を覚える」と話した。 ツイッターで批判の口火を切り、つぶやきが1万回以上リツイートされた郡山市の塾講師「順一」さん(32)は「主張を封じるのではなく、問題点を検証し、より多くの人に福島の実情を知ってもらうきっかけになれば」と話す。 <問題とされた描写> 問題とされたのは先月28日と今月12日発売号。前者では福島第一原発の構内を取材した主人公らが原因不明の鼻血を出し、福島県双葉町の 井戸川克隆・前町長が「福島では同じ症状の人が大勢いますよ」と語る場面が描かれた。続く12日号では、井戸川氏の「鼻血や疲労感で苦しむ人が大勢いるの は被ばくしたから」「今の福島に住んではいけない」との発言を紹介。福島大の准教授も実名で登場し「福島はもう住めない、安全には暮らせない」「福島を広 域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います」と語る場面も描かれた。 全文は 「美味しんぼ」の描写が波紋 被曝で鼻血/「福島に住んではいけない」 抗議相次ぐ (無料登録が必要です) 当サイト既出関連記事一覧は こちら

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橋下市長「美味しんぼ」愛読者だが残念 via デイリースポーツ

東京電力福島第1原発を訪問した主人公らが鼻血を出す描写が物議を醸している漫画「美味しんぼ」が、12日発売の最新号で、昨秋まで東日本大震災の廃棄物の受け入れ・焼却処分を行った大阪市でも焼却場近くで約8割の住民が健康不調を訴えている旨の説明表現を掲載した。 これに対し大阪市は事実関係を否定し、掲載誌を発行する小学館に抗議文を送付。橋下徹市長(44)は「フィクションという漫画の世界でも、ちょっとやりすぎ。作者が取材に基づいていると言ってるようなので、事実というなら根拠を示してほしい」と要求した。 橋下市長は、現状、医師会や区役所に聞いたところ当該事実は確認できなかったと説明。小学館や作者・雁屋哲氏に対して「事実なら大問題。すぐに対応しないといけないので、どういう根拠があるのかを知りたい」と回答を求めた。 そのうえで橋下市長は「ネット上に根拠らしいアンケートはある」と明かしたが実態が不明だと説明。「そのまま垂れ流すのは、いくら漫画の世界でもちょっとやりすぎ」と語った。 […] 12日発売の同誌「美味‐」では、福島県の前双葉町長らが 主人公らに「大阪で、受け入れたガレキを処理する焼却場の近くに住む住民1000人ほどを対象に、お母さんたちが調査したところ」として「放射線だけの影 響と断定はできませんが、眼や呼吸器系の症状が出ています」「鼻血、眼、のどや皮膚などに、不快な症状を訴える人が約800人もあったのです」と説明する などしている。 全文は 橋下市長「美味しんぼ」愛読者だが残念 当サイト既出関連記事一覧は こちら

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大阪府・市「2030年原発ゼロ」は不採用へ via Yomiuri Online

 大阪市の橋下徹市長と、大阪府の松井一郎知事は8日、有識者でつくる府・市「エネルギー戦略会議」がまとめた府・市の中長期エネルギー戦略案を巡り、「具体的な工程表が示されていない」として、2030年を目標にした原発ゼロ政策を採用しない考えを示した。 続きは大阪府・市「2030年原発ゼロ」は不採用へ

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橋下市長、がれき受け入れ予定地で住民説明会 via 毎日jp

大阪市は27日、東日本大震災で発生した岩手県のがれき受け入れ予定地の大阪湾の人工島・夢洲がある此花区で、初めての住民説明会を開いた。  橋下徹市長が出席し、「被災地復興のために協力したい」と理解を求めたが、住民の不安を払拭するには至らなかった。 続きは 橋下市長、がれき受け入れ予定地で住民説明会

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大阪市:全原発廃止、関電に株主提案へ via 毎日jp

大阪府と大阪市の「エネルギー戦略会議」が18日、大阪市役所で開かれ、市が今年6月ごろの関西電力の株主総会で提出する株主提案の骨子を固めた。 「可及的速やかに全ての原発を廃止する」ことや、原発を推進してきた「電気事業連合会」(東京都千代田区、電事連)からの脱退などが柱。府市は来月上旬に 株主提案の内容を正式決定する方針だ。関電への株主提案は、橋下徹市長が市長選の公約で掲げ、脱原発依存や発送電分離を求める考えを表明していた。今回判明した骨子では、更に全原発の廃止にまで踏み込んでおり、関電や経済界に波紋を広げそうだ。 この日の会議には橋下市長は出席せず、古賀茂明・大阪府・市特別顧問などエネルギー政策を担当する府と市の特別顧問や特別参与、担当職員らで議論 した。全原発の廃止を求めることに異論は出ず、一部の特別参与からは「脱原発を目指すとはっきりさせた方がいい」と廃止の時期を明示すべきとの指摘も出 た。今後の会議で具体的な検討を進める。また、関電など電力10社でつくる電事連からの脱退については、「原発をはじめとした国民全体の不信感を払拭 (ふっしょく)するために必要」として盛り込む方針。 続きは大阪市:全原発廃止、関電に株主提案へ

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