南相馬・勧奨地点の「追加除染」着手 落ち葉など取り除くvia 福島民友

東京電力福島第1原発事故に伴う南相馬市の特定避難勧奨地点(142地点152世帯)について、国と市は19日、希望世帯の落ち葉や下草を取り除く事実上の追加除染作業に着手した。
 屋外の雨水の通り道をつくるため、排水溝にたまった土や落ち葉を取り除くほか、敷地内の下草を取り払う。ただ、国は除染ではなく「清掃」と位置づけており、作業後に放射線量が下がっても、あくまで環境整備の結果としている。国と市が東電に依頼しボランティアとして作業に当たる。
 初日は同市原町区高倉の1世帯で作業を行い、東電社員約15人が排水溝周辺を掘り下げ、土や落ち葉を拾った。家族4世代で暮らしていたという男性(79)は「避難で離散した家族が安心して戻れる値まで線量を下げてほしい」と求めた。
 国は、住民の放射線量に対する不安が根強いことから、10月を見込んでいた指定の解除を先送りしている。

もっと読む。

This entry was posted in *日本語 and tagged , , , . Bookmark the permalink.

One Response to 南相馬・勧奨地点の「追加除染」着手 落ち葉など取り除くvia 福島民友

  1. norma field says:

    「除染」ではなく、「清掃」と主張する国。言葉の綾で物事を片付けようとしているとしか思えない。

Leave a Reply