汚染水に総力戦 新型浄化装置など初公開 福島第1原発 via 産經新聞

東京電力は16日、福島第1原発で、汚染水から放射性物質を取り除く新型の浄化装置や、汚染水の増加を抑えるため地下水をくみ上げる「サブドレン」を初めて報道陣に公開した。汚染水対策に東電は総力を結集して取り組んでおり、一定の効果も出ている。

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この日公開された新たな浄化装置は「モバイル型ストロンチウム除去装置」。汚染水の中でも特に多い放射性物質であるストロンチウム90を取り除けば大幅に放射線量が下がる。今月2日から稼働、濃度は最大千分の1まで低減できる。   汚染水の“切り札”とされる高性能な「多核種除去装置(ALPS(アルプス))」も公開された。この日に原子力規制委員会の使用前検査も行われ、今月中旬には試験運転を開始するめどが立つ。東電担当者は「これまでのALPSより廃棄物が9割軽減でき、処理量も倍になる」と期待する。   増設したアルプスや既存のものを含めると、1日当たり最大で計2千トンの汚染水処理が可能。サブドレンなどが本格稼働すれば、最大1日約400トン増え続ける汚染水も半分になる。   第1原発の小野明所長(55)は「汚染水をきれいにしようということでやっている。廃炉と汚染水は2本立てで一生懸命やっていく」と語った。(天野健作)

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