Daily Archives: 2014/06/17

ドイツ:脱原発…前世紀の燃料採掘で光発電施設立ち退きもvia 朝日新聞

【ウェルツォウ(ドイツ東部)で篠田航一】「脱原発」を決めたドイツで、原子力分の穴埋め用エネルギー源として地球温暖化の一因とされる二酸化炭素(CO2)を排出する石炭や褐炭(水分や不純物が多く低品質の石炭)への依存が進んでいる。急速な再生エネへの転換は難しく、当面は旧来のエネルギー源に頼らざるを得ないためで、褐炭の採掘場拡張のため住人が立ち退きを迫られるなど矛盾も表面化している。  「パラドックス(逆説)だ。私たちは再生エネを成功させようと努力してきたのに、結局、褐炭という過去の資源の犠牲になってしまう」。東部ブランデンブルク州ウェルツォウで、太陽光発電会社を経営するハーゲン・レッシュさん(35)は憤りを隠さない。地元住民約5000人に太陽光による電力を供給してきたレッシュさんが所有する発電施設は、褐炭採掘のため立ち退きを迫られるからだ。  ドイツは2022年までに国内17基の全原発を停止する。政府は停止する原発分を補完するため太陽光・風力などの再生可能エネルギーの普及を進めているが、急速なエネルギー転換は進んでいない。  州政府は今月3日、電力会社が計画する26年以降の採掘場拡張案を認可。火力発電用に約2000ヘクタールが新たに採掘場として拡張される。レッシュさんの発電施設のほか、近くの住民約800人が立ち退き対象となった。住民側は反発を強めており提訴も視野に入れている。  同州では、旧東独の社会主義政党の流れをくむ左派党が連立政権の一角を担う。本来、左派党の党本部はCO2削減を訴える立場だが、褐炭が基幹産業の同州では、褐炭活用に賛成の姿勢を見せる。同党のクリストファーズ州経済相は「褐炭は放棄できない」と州政府の意向を強調する。 もっと読む。

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「脱原発」川崎に市民発電所via 朝日新聞

 原発ゼロを実現するため、地域に再生可能エネルギーを広めたい――。そんな思いで活動する市民団体が川崎市に発足した。「原発ゼロ市民共同かわさき発電所」。中原区のマンション屋上に第1号の太陽光発電所を開設。メンバーたちは持続可能な社会へ向けた取り組みを誓い合った。 東急東横線の元住吉駅から徒歩約10分、武蔵小杉駅からも約15分。3階建てのマンション屋上に5月下旬、10人ほどが集まった。「日当たりがいいなあ」「広い場所が確保できた」。メンバーのマンションオーナーから借り受けた。  ここに、164センチ×99センチのソーラーパネル100枚を設置し、年内の稼働をめざす。発電力は25キロワット。一般家庭7~8世帯分の電力だという。  設置費用は約1千万円。市民から出資を募るほか、借り入れや寄付でまかなう。地域の商店街で「地域債」を発行することも検討中。電力を売ることで得られる収入は出資者へ還元するなど、地域に貢献できる仕組みを考えたいという。  メンバーは約30人で3月末に発足した。弁護士や環境問題に取り組むNPO、経営アドバイザーや建築関係者、看護師、子育て中の主婦など職業はいろいろ。30~40代が主力だ。昨年の夏から勉強会を開き、各地の取り組み例を学んできた。  発起人の川岸卓哉さん(29)は弁護士になって3年目。福島第一原発事故で被災した住民の集団訴訟にかかわっており、月に2、3回は福島に通う。「福島を応援するためにも、それぞれの地域で再生可能エネルギーを普及させたい。それが脱原発へつながる道だと思います」  川岸さんは2011年3月の東日本大震災後、仲間と「原発ゼロ」を訴える集会を毎年3月に川崎市内で開いてきた。翌12年は1600人が集まったが、13年は1400人、今年は1200人。「風化を感じざるを得ない。原発反対を訴えるだけではだめだ」と実感したという。  昨年たまたま訪れたドイツで、チェルノブイリ原発事故後に市民が送電網を買い取り、再生可能エネルギーを供給する電力会社をつくった町があることを知った。太陽光や風力、バイオマス発電などできちんと地域に利益が還元できる仕組みをつくっていた。日本でもこうした取り組みが必要だと思った。  「市民の力で、市民のために電力の使い方を決める。市民の意識を変えていく可能性を秘めている」と川岸さん。市民が先例をつくり、行政にも働きかけていくつもりだ。 もっと読む。

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国民投票で「脱原発」を決めたイタリア:放射性廃棄物はどこへ行く?via WIRED

原子力発電所の解体が進められているイタリアでは、放射性廃棄物の最終処分場の場所選定のための技術的指針が発表された。しかし、最終的な決定までにはまだまだ困難が予想される。 (略) 先ごろ、ISPRA(Istituto Superiore per la Protezione e la Ricerca Ambientale:環境保護調査高等研究所)の専門家たちは、「放射性廃棄物国立処分場の場所決定のための基準」を決定する技術的指針(イタリア語、PDF)を公開した。非常にデリケートな、処分場の場所の選定のために考慮すべきすべての要素のリストを掲載している文書だ。 ISPRAの原子力事業管理サーヴィスの責任者、ランベルト・マッテオッチは次のように説明する。 「イタリアに存在する放射性廃棄物は、これまでの原子力事業(2011年の国民投票後に廃止された)や産業、医療、あるいは研究分野における利用に よって生じたものです。前者においては、関連する生産施設、つまり元原子力発電所に貯蔵されています。一方で、それ以外の場合は、認可を受けた特定の施設 に保管場所があります」 では、なぜ新しい場所を見つけて廃棄物を配置し直す必要があるのか。マッテオッチは、こう続ける。「現在の場所は、おおむね一時的なものであり、貯蔵のために設計されているもので、処分のためのものではないのです」 廃棄物を処分するということは、改めて回収することなく、どこかに配置するということだ。そして、だからこそ最も適切で安全な場所を選び出すために、最大限の注意が要求される。 (略) ISPRAのデータによると、イタリアには約27,000立方メートルの低レヴェル放射性廃棄物(多くは半減期が30年以下の、短命の放射性同位 体)と中レヴェル放射性廃棄物(数百年単位の期間で分解する)が存在する。このうちの約5,000立方メートルは、電力を生み出すためのものではない。 さらにここに加わるのが、原子力発電所の解体によって生じる30,000立方メートルと、国外、主にフランスとイギリスで行われた再処理行程のあとで戻ってくる、いわゆる廃棄体化した廃棄物だ。 全文は 国民投票で「脱原発」を決めたイタリア:放射性廃棄物はどこへ行く? イタリア語原文は Dove finiranno i rifiuti radioattivi italiani? via WIRED

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TEPCO’s ice wall operation not meeting expectations via Enformable Nuclear News

In September 2013, Tokyo Electric announced that it planned to drill freeze wells at three feet intervals to create an ‘ice wall’ nearly a mile long  at the Unit 2 and Unit 3 reactors, where an estimated 11,000 tons of … Continue reading

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Environment minister suggests Fukushima residents can be bought via The Asahi Shimbun

Environment Minister Nobuteru Ishihara apologized on June 17 for suggesting that payments to residents in Fukushima Prefecture would resolve the problem of selecting a site to temporarily store radiation-contaminated soil. “I would like to express my heartfelt apology to those … Continue reading

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Japan’s plan to freeze Fukushima toxic water hits snag via Reuters

(Reuters) – The operator of Japan’s destroyed Fukushima nuclear plant said on Tuesday the company’s efforts to freeze radioactive water in the facility had hit a glitch and may take longer than expected. Tokyo Electric Power had planned to freeze … Continue reading

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Nuclear survivor: Clark recalls 1958 accident at Y-12 and up-and-down life that followed via Insurancenews.net

June 15–Asked what he remembers most about June 16, 1958, Bill Clark said simply, “Everything.” That was the date of the worst nuclear accident in Oak Ridge history, and it changed his life. Clark is the only remaining survivor of … Continue reading

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中間貯蔵施設:石原環境相「最後は金目でしょ」via 毎日新聞

東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設を巡り、難航している被災地との交渉について、石原伸晃環境相は16日、首相官邸で記者団に「最後は金目でしょ」と述べた。地元は、最終的に交付金や補償金などで解決できるとの発言と受け止め、反発を強めている。来年1月の搬入開始を目指す国と地元との交渉は一層難航しそうだ。 石原環境相は、候補地の福島県大熊、双葉両町の住民らを対象にした説明会が15日に終わったことを受け、井上信治副環境相とともに菅義偉官房長官に今後の方針などを報告。面会後、記者団に「どのような話をしたのか」と問われると、「大した話じゃない。説明会が終わり、官房長官が非常に気にしておられたので(今後の)スケジュール感を説明した。最後は金目でしょ」と語った。 石原環境相は16日夕、省内で緊急に記者会見し、「(補償額など)お金の話が多く出た。最後はお金の話になるが、今は示すことができないという話だ」「金で解決できるなんて一言も言ったことはない」と釈明した。 続きは 中間貯蔵施設:石原環境相「最後は金目でしょ」

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