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電力会社、生き残り策に「原子力公社」構想  編集委員 西條都夫 via 日経新聞

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電力会社は純粋な「民」ではない。かかったコストをもれなく回収できる総括原価制度や事実上の地域独占などで手厚く保護された公的な存在であり、公の政策と歩調を合わせて、原発を推進してきた。

だが、こうした「公策公営」を支える前提が急速に崩れつつある。政府が旗を振る電力自由化の進展で、電力各社の地域独占性は崩れる方向だ。電気料金も競争 のなかで決まるようになれば、コストを確実に回収できるとは限らない。つまり電力市場が自動車やカップ麺と同じ「普通の市場」に近づくなかで、電力会社は 原発を抱え続けられるだろうか。

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こうした3つのリスクを電力会社が抱えてこれたのは、公的な存在だったからこそだ。今後競争の海に放り込まれ、「普通の民間企業」として再出発するなかで、原発という荷物は彼らの肩には重すぎるだろう。

■公社設立でリスク回避も

ではどうすればいいのか。「原発をすべてやめる」という選択肢を取らないのであれば、原子力公社的なものをつくり、原発を1つの公的な組織のもとで束ねる のも一案だろう。各電力会社は傘下の原発を公社に譲渡し、経営リスクを遮断したうえで、公社から電力を仕入れる。公社は既存の大手電力だけでなく、新規参 入組にも電力を供給することで、競争のイコール・フッティングも確保しやすくなる。例えば、電力各社が出資する日本原子力発電などが公社の候補になり得る のではないか。

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全文は  電力会社、生き残り策に「原子力公社」構想  編集委員 西條都夫 (無料登録が必要です)

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One Response

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  1. kojimaaiko says

    原発がいかにこれまでも実質的に公的事業であったか、という解説まではいいのですが、だからいっそ公社にすればよいという結論に釈然としません。「原子力は安い」とさんざん経済性を喧伝してきたことに対して一体どう説明をつけるのでしょうか。



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