コメ試験栽培見送り 帰還困難区域住民が反対 福島・飯舘 via 河北新報

(抜粋)

同地区の鴫原良友区長によると、同年秋ごろ、地区の一部住民から「早期帰還を急ぐ村や国のパフォーマンスに利用されている」などと試験栽培に難色を示す 声が上がった。村にも「避難先から帰還困難区域に住民を戻らせて、農作業に当たらせるべきでない」との意見が村内外から寄せられたという。

村の担当者は「農作業には地区住民が従事しなくてもいいが、昨年は協力してもらった。試験栽培の目的はデータ収集だが、営農再開や帰還を目指す事業と混同されてしまった」と話す。

村は同地区で試験栽培の受け入れ先を探したが、不調に終わっている。

菅野典雄村長は1日、取材に「国は帰還困難区域での除染に後ろ向きになっている。試験栽培を通じて『除染すれば安全だ』と除染を促すべきなのに、住民が反対するのは自分で自分の首を絞めるようなものだ」と語った。

村は4月30日、同地区の意向を踏まえ、県相双農林事務所に「長泥地区での試験栽培は難しい」と連絡した。

全文はコメ試験栽培見送り 帰還困難区域住民が反対 福島・飯舘

This entry was posted in *日本語 and tagged , , , . Bookmark the permalink.

Leave a Reply