新エネ基本計画でどうなる?再生可能エネルギー 際立つ「地熱発電」の存在感 via msn.産経ニュース

わが国のエネルギー政策の中長期的な指針となる「エネルギー基本計画」が4年ぶりに見直され、4月11日に閣議決定された。原発について発電コストが安く 安定的に発電できる「重要なベースロード電源」と位置づけた一方、自然の恵みを生かす「再生可能エネルギー(再エネ)」への取り組み強化もうたい、その筆 頭に地熱発電を挙げた。新たな基本計画により再エネの将来はどうなるのか。

(略)

世界3位の資源量

地熱発電について、22年の前回基本計画は《年間を通じて安 定的な発電が可能であり、技術的にも成熟しており、わが国において開発余地の大きい電源である。一方で、立地制約(自然景観、温泉資源など)と、それによ り開発コストが上昇する可能性があるという課題がある》と触れる程度だった。

だが、今回の基本計画では《世界第3位の地熱資源量を誇るわ が国では、発電コストも低く、安定的に発電を行うことが可能なベースロード電源を担うエネルギー源である》と明記。《発電後の熱水利用など、エネルギーの 多段階利用も期待される》と、一歩踏み込んだ表現となった。

一方で《開発には時間とコストがかかるため、投資リスクの軽減、送配電網の整備、円滑に導入するための地域と共生した開発が必要となるなど、中長期的な視点を踏まえて持続可能な開発を進めていくことが必要である》としている。

火山国のわが国の地熱資源は2347万キロワットとされ、米国、インドネシアに次ぎ世界3位。これは原発23基分に相当する。発電コストも1キロワット時当たり9・2円で、8・9円の原子力とほとんど変わらない。

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