原発事故「風評被害」の茶葉を大量500トン保管 埼玉・川越の倉庫、地元に知らせず via msn.産経ニュース

東日本大震災の福島第1原発事故で、放射能汚染の風評被害を受けて販売できなかったとされる茶葉500トンが、埼玉県川越市内の倉庫に保管されていること が4日、関係者への取材で分かった。茶の生産者らで構成する狭山茶振興対策協議会が保管していた。国の基準値を超える放射性物質は検出されていないとして いるが、周辺住民や農業関係者への事前説明はなかった。地元からは二次的な風評被害に懸念の声があがっている。

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茶葉をめぐっては23年6月、県の検査を経ていったん「安全宣言」が出たが、同年9月の国の検査で、一部から基準値超のセシウムを検出。全1446銘柄中111銘柄で基準値を超えた。出荷自粛などで業界は大打撃を受け、東京電力と損害賠償手続きが進められた。

県によると当初、基準値超の茶葉は処理の方向性が定まっておらず、当面、茶業者らが厳重保管するとされていた。25年10月に産業廃棄物として処理する指針が示され、茶業者が処理業者に委託するなどして廃棄することとなった。処理が必要な県内の茶葉は約8トンとされる。

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