セシウム検出後 使用中止の牛肉  来年2月から給食再開 via 東京新聞

東京電力福島第一原発事故の直後、横浜市立小学校の給食に放射性セシウムが検出された牛肉が使われた問題で、 横浜市教育委員会は二十二日、中止していた給食での牛肉の使用を、小学校と特別支援学校の全三百五十一校で来年二月から再開すると発表した。国の基準値 (一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超える牛肉が国内で一年以上確認されていないことなどが理由。母親らからは「再開しても、食材の検査はやめない で」という声が上がっている。 (橋本誠)

 食肉卸売業者が全国の生産者へ出向き、井戸水や汚染されたエサが与えられていないことを確認。二〇一一年八月から行っている放射性物質の全頭検査を続けるほか、給食の前日に食材ごとに行っているサンプル検査でも測定する。

 牛肉は月一回程度、スパゲティミートソース、ドライカレー、ビビンバなどに使う。一方、シイタケ、タケノコは本年度に国内で国の基準値を超えるものが見つかったため、引き続き使用を控える。市立保育所は牛肉の使用を再開しない。

 横浜市立小学校では一一年五月に一キログラム当たり七一九ベクレルの牛肉約二十四キロが十六校の約八千人の給食に使われるなどした。市は同年七月から給食での牛肉の使用を中止した。

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