タニタ食堂のコメからセシウム検出 via 高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室

有名なブランド米から放射能(セシウム137)を検出しました。「複数産
地米ブレンド」となっているので、汚染米を混ぜていると推測していま
す。数値は1.28ベクレルという微量です。しかしコメは精米すると放射
能は4割に減ります。これは無洗米なのでさらに削ってあるのでさら
に数値は低くなるでしょう。そのコメを他の産地と混ぜるのですから
この汚染米は玄米の状態ではかなり高い数値だったと推測できます。
このような放射能隠しというか「薄めてわからないようにする」行為は、
福島のコメに対する信頼を落とすことなのでやめてもらいたいもので
す。法的には何の問題もない数値なのですが、小さな子どもが毎日
食べるとどうなんでしょうか。体脂肪が減るヘルシーなコメだそうです。

福島の中通り地方の汚染米が大量にコメ卸業界に安く買われて流入
したという噂を聞いていました。おそらくブレンドされてコンビニのご飯
やおにぎり、外食産業用の安いコメとして使われていくことでしょう。
このようなコメは学校給食でも使われることが多いので、本当に注意
して計測を継続して注意喚起していきたいと思います。福島の会津地
方の安全なコメの応援をしてきましたが、その一方で「福島のコメ」が
このように扱われているのは悲しいです。不条理な汚染被害を受けた
コメは、せめて玄米でこれくらい、白米にしてこれくらいと、ベクレル表
示をして納得してくれた人だけに販売するべきです。あまり売れないと
思います。早く「基準値以下でも汚染して売れないコメ」を政府が買い
上げるなどの制度を確立して、農業者のみなさんが営農意欲を失わ
ないようにしてセシウムを稲が吸着しない稲作に挑戦してもらいたい
と思います。

全文は タニタ食堂のコメからセシウム検出

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