東電:新たに汚染水が海に流出-傾斜地タンクの水位計算ミス via Bloomberg

10月3日(ブルームバーグ):東京電力 は3日、福島第一原子力発電所の貯蔵タンクから汚染水が漏れ、一部はタンクを囲む堰(せき)の外に流出し、排水溝を伝って海洋に流出したとみられると発表した。

漏えいが起きたのは「B南エリア」と呼ばれる緩やかに傾斜した区域。配管でつながった5つのタンクには淡水化装置で処理した汚染水を貯蔵していたが、同エ リアの堰内で溢れそうになった雨水を傾斜地に立つタンクに移送したところ、水位計算を誤り天板付近から水が漏れた。

東電の発表によると、漏えいが起きた「B-A5」タンクの容量は450トン。この容量の97.8%程度の水位で運用していたが、2日の降雨で堰の内側にたまり、外に溢れるのを防ぐためにたまった雨水を同タンクに移送した結果、水位は98.6%程度に達した。

都内で会見した尾野昌之原子力・立地本部長代理によると、100%でも水面と天板の間には一定の距離が生まれることから「99%でも大丈夫」と考えて水を 入れたが、傾斜に伴う水面の傾きにより天板付近から水が溢れ、「結果としては計画段階のミスだった」と説明した。背景には汚染水の増加ペースに対してタン クの建設が追い付いていないという課題があるとも指摘。

続きは東電:新たに汚染水が海に流出-傾斜地タンクの水位計算ミス

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