福島第2原発2号から機燃料取り出し 今後については「未定」via 福島テレビ

福島第2原発2号機で、燃料の取り出しが始まった。燃料の取り出しは、リスク管理のために行われているが、東京電力は、廃炉か再稼働か方針を明確にしていない。
福島・富岡町と楢葉町にまたがる福島第2原発。
2号機で、764の燃料集合体を原子炉から取り出す作業が、9月17日から始まった。
原子炉から燃料が1体ずつ、隣の使用済み燃料プールに移された。
専用のクレーンでしっかりと燃料をつかんでいるかどうか、目視による確認作業も行われている。
リスク管理に向けて、使用済みプールに燃料が集められていて、放射線を遮蔽(しゃへい)しながら、燃料1体につき、およそ9分の時間をかけて、水の中を移動させていく。
20日は、福島県や地元の市町村などで構成する、廃炉安全監視協議会が作業の状況を確認した。

(略)

一方、安倍首相は19日、福島第1原発5・6号機の廃炉を東京電力に要請した。
これについて、菅野主幹は、「(第2原発含む)10基廃炉に変わりはない。引き続き、しっかりと、全基廃炉を求めていく」と話した。
こ れに対して、東京電力・福島第2原発の設楽 親所長は、「福島第2原子力発電所については、これまでと同様にですね今後の扱いについては未定でございます。(第2原発の判断の時期は?)それも含めま して現在は、福島第2に関しましては未定ということでございます」と話した。
東京電力が福島第2発の扱いを未定としたことに、楢葉町の住民は、 「やっぱり、ここには原発なくしてもらった方がいいですよ」、「もったいない気がするよね、第2原発をそのままただ眠らせておくというのはさ、稼働できる んでしょ、あれは」、「廃炉するようにしてほしいな。してもらわなかったら、みんな帰って来ないもんね。働かせる気なのかね。動かす気なのかしら、国では どうなんだろう」などと話した。
東京電力では、2014年度までに福島第2原発の全ての燃料の取り出しを終えることにしている。

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