福島第1、同型タンク350基=汚染水漏れ、事故後5回-接合部弱い構造・東電 via 時事ドットコム

東京電力福島第1原発の放射能汚染水を貯蔵する鋼製タンクから大量の水漏れが見つかった問題で、東電は20日、漏水したのと同型のタンクが、同原発に約 350基あることを明らかにした。このタンクは接合部がゴム製のパッキンで、接合部を溶接するタイプのタンクと比べて水漏れしやすい構造という。同原発事 故後、タンクからの水漏れは今回で5回目だが、いずれも同型のタンクだった。
東電によると、接合部がパッキンのタンクは溶接タイプと比べて早く建造することが可能。同原発では、原子炉建屋などに1日約400トンの地下水が流入しているとされ、汚染水が右肩上がりに増加しているため、保管先として早期建造が可能なタンクが求められていた。
また、もう一つの保管先として設置された地下貯水槽が今春、相次ぐ水漏れによって使えなくなった。このため、タンクの急造を迫られた東電は、溶接タイプとともにパッキンタイプも造り続けたが、接合部が劣化して汚染水が漏れるリスクは以前から指摘されていた。

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