手紙で「あなたはダニ」 反原発への嫌がらせの数々展示 via 朝日新聞

反原発運動に参加する人たちに届いた嫌がらせの手紙などを集めた風変わりな展示会「反原発へのいやがらせの歴史展」が10、11両日、東京・新宿のギャラリーで開かれる。主催者は「原発が推進されてきた裏で、陰湿な圧力があった事実を知ってほしい」と話している。

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「意味不明のものもあれば、明確な意図を感じるものもあった」。原子力資料情報室共同代表の西尾漠さん(66)は、自分が差出人の「ニセ年賀状」が出回った。文面は、自らを過激派だと思わせる内容だ。「参加者やメンバーの分断を狙ったものだろう」とみている。

同情報室スタッフの澤井正子さん(60)のもとには1日数十通の手紙が束になって届く日が2~3年続いたという。子どもと歩く姿を撮られた写真のコピーもあった。「資金も人手もある大きな組織が背後にあったのではないか」

こうした手紙やはがきは全国各地で確認され、95年には同情報室をふくむ5団体と個人66人が日本弁護士連合会の人権擁護委員会に人権救済を申し立てた。その当時に確認されたものだけで約4千通あったという。

企画した海渡雄一弁護士は長く原発の運転差し止め訴訟などに関わり、こうした資料を集めてきた。「原発再稼働をめぐる攻防は、これから本格化する。今後また、過去のような反対運動への妨害工作が起きる可能性がある」と話す。

10日は午後1時~5時、11日は午前10時~午後4時、新宿区西新宿2丁目の区立区民ギャラリーで。入場無料。

全文は 手紙で「あなたはダニ」 反原発への嫌がらせの数々展示 (無料登録が必要です)

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【こちら特報部】「反原発運動への嫌がらせの歴史」2013/05/26(東京新聞)via 大友涼介です。

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