原発作業員の健康管理、海外向け紹介へ…厚労省 via Yomiuri online

厚生労働省は、東京電力福島第一原発の復旧作業にあたる作業員の健康管理について、海外向けの説明を強化する。

日本製品の風評被害を払拭する狙いがあり、5月中旬に同省の英語版ホームページで指針などを紹介するほか、世界保健機関(WHO)を通じて他国に情報提供する。

同省は、除染作業にあたる作業員について、年間の被曝(ひばく)線 量が50ミリ・シーベルトを超えた場合、白内障の検査を年1回受けるなど、健康管理の指針を定めている。しかし、同省の英語版HPには一切記載がないた め、4月中旬に各省庁の事務方トップを集めた会議で、世耕弘成官房副長官が「取り組みが海外で正しく認識されていない」と同省に改善を求めていた。

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