<発足の経緯>
放射能汚染事故から一年以上が過ぎましたが、収束する見通しはたっておらず、また除染によって生活環境から汚染をなくす見通しもありません。二年目に入り、避難移住の動きは鈍くなっているのが現実で、被災地に残っている人たちのための保養企画も多くの課題に直面しています。
私たちは、単に外側からそれぞれに避難や保養を呼びかけることに限界を感じ、次の段階の取り組みを模索してきました。そこで、被災地に自ら足を運び、そこに暮らさざるをえない人々の日常を知り、被災地の人々の不安に直接耳をかたむけ、そして各地で受け入れ活動をしている団体同士がそれぞれの取り組みを共有し、連携していきたいと考え、2012年2月に福島市で「放射能からいのちを守る全国サミット」を開催しました。全国各地の受け入れ活動の報告、移住や保養や健康などテーマ別の分科会、保養や避難の相談会を持つことができました。
サミット後に、こうした全国の取り組みを共有する常設の協議会をつくることを考え、サミットに関わった100団体以上への呼びかけを開始、また被災地に直接つながるための取り組みとして、有志団体による現地相談会を開催し、50あまりの団体が参加しました。さらに、昨年5月頃より発足した「ソカイノワ」というネットワークでは、約50の受け入れ支援団体や個人がメーリングリストで情報共有・連携を続けている中で、「うけいれ全国」は、「211いのち全国サミット」と「現地相談会」と「ソカイノワ」の三つの活動を引き継ぎ、できるだけ広範囲の団体をカバーするネットワークをつくることを目指しています。
<活動の内容>
1. 連絡会MLによる受け入れ情報の共有と相談のマッチング
2. 保養データベースの一元化と運用
3. 保養キャンプの促進、質の向上
4. 被災地域・避難先地域での相談活動の展開<参加団体募集>
311受入全国協議会では、活動をいっしょに担っていただける団体の参加を募集しています。以下の三つの条件をすべて満たしていることが必要です。条件3の推薦団体を通して、参加の申請をしてください。
1. 原発事故による放射能汚染地帯からの避難、疎開、保養、キャンプなど何らかの受入活動を継続的に行っている団体。
2. 下に示す8つのワーキンググループのうち1つ以上に所属して、その活動を率先して担っていただける団体。
3. すでに当協議会に参加している団体の1つから推薦をもらえる団体。8つのワーキンググループ
1) 保 養(送 出)
放射能汚染地帯における保養キャンプのニーズ把握、具体的な要望の伝達・調整、送り出し活動の推進
2) 保 養(受 入)
保養キャンプの実績の報告集づくり、成果と課題の共有、保養企画の促進、保養キャンプのネットワーク内での受け入れ調整、ガイドラインづくり
3) 移住疎開
長期的な避難としての移住や疎開に関する情報収集と情報発信、相談への対応、各地域の支援団体へのつなぎ
4) 相談会
放射能汚染地帯での相談会(保養・キャンプ・疎開・移住)の企画・呼びかけ・運営、相談会報告書のとりまとめ
5) 支援法
原発事故被災者子ども支援法・市民会議と連携し、支援法を内実あるものとするための働きかけ
6) 交流広場(掲示板)
保養・キャンプ・疎開・移住など、あらゆる受け入れ活動をしている団体の交流の場としての掲示板の運営
7) ローテーション保養
自治体や教育関係者らと協力し、学校やクラス単位で子どもたちを保養に出すための取り組み
8) 広 報
うけいれ全国のパンフづくり、保養情報・移住支援情報など放射能汚染地帯への紙媒体での発信、メルマガなどでの発信、ウェブサイトの充実化詳細、最新情報は 311受入全国協議会|うけいれ全国
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