中国遼寧省の紅沿河原発が発電開始、福島事故後初めて=報道 via ロイター

[上海 18日 ロイター] 中国東北部の遼寧省にある紅沿河原子力発電所が17日、発電を開始した。18日付の同国英字紙チャイナ・デーリーが報じた。2011年の福島第1原発事故後に中国で原発が稼働するのは初めて。

中国政府は昨年10月、原発の安全性・開発計画を承認し、福島の事故後に発動していた新規事業の停止措置を事実上取り下げていた。

同紙によると、紅沿河原発1号ユニットが17日午後、発電を開始した。

これで中国では現在16基の原子炉が稼働中で、トータルの発電能力は12ギガワット超。2020年までに58ギガワットに引き上げる計画だ。

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