福島第一原発賠償、時効なし…特例法制定へ via 読売新聞

政府は8日、東京電力福島第一原子力発電所事故の損害賠償について、民法上の時効(3年)にかかわらず、被災者が損害賠償を請求できる権利を保護することを明記した特例法案を今国会に提出する方針を固めた。

同事故を巡る和解手続きは、申請件数に対して事務処理が追いついていない事情もあり、特例法案によって、被災者に安心感を与える狙いもある。

法案は、政府の原子力損害賠償紛争審査会の下部組織である「原子力損害賠償紛争解決センター」で東電と被災者との裁判外紛争解決手続きが不調に終わった場合、その時点で民法上の時効を過ぎていても一定期間は裁判所に提訴する猶予を与えるという内容になる見通しだ。

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One Response to 福島第一原発賠償、時効なし…特例法制定へ via 読売新聞

  1. kojimaaiko says:

    記事からではこれが本当に「時効なし」と言えるのか疑問が残ります。「原子力損害賠償紛争解決センターで東電と被災者との裁判外紛争解決手続きが不調に終わった場合、その時点で民法上の時効を過ぎていても一定期間は裁判所に提訴する猶予を与えるという内容になる」ということは、基本的には関連記事にあるように「東京電力から必要書類を受け取ってから3年」であり、事務処理の遅れによってそれ以上かかった場合に多少の猶予を認めるということでしょう。関連記事のコメントにも書いたように、放射能汚染による健康被害は3年以内に必ず出るわけではないこと、環境の汚染は現在も進行中であることを考えれば、そもそも「書類を受け取ってから3年」という期限を設ける事自体が問題です。

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