関西電力:3カ所目の風力発電所を検討 和歌山・白浜 via 毎日jp

関西電力は 13日、新たに和歌山県白浜町で同社で3カ所目となる風力発電所(風車3基、出力計6000キロワット)を建設する検討に入ったことを明らかにした。東京 電力福島第1原発事故の影響で、原発比率が高い関電は電源構成の見直しを迫られるのは必至。今年7月に導入された再生可能エネルギーの固定価格買い取り制 度は関電も利用可能で、風力や太陽光などの強化を急ぐ。  この日、関電で初の風力発電所である兵庫県・淡路島の淡路風力発電所(同6基、同計1万2000キロ ワット)を報道陣に公開した。7月から試験運転を始めており、運営子会社、関電エネルギー開発(大阪市)が関電に1キロワット時当たり23.1円で売電し ている。総工費は34億円だが、買い取り制度によって収益性は確保できるという。年間発電電力量は約2000万キロワット時で、一般家庭約5000世帯の 年間使用量に相当する。来年2月に本格運転を開始する予定

(中略)

関電は風力のほか、堺太陽光発電所(堺市、出力1万キロワット)など太陽光発電も取り組んでいる。福井県で太陽光発電所2カ所(各500キロワット)が 13〜14年度に運転開始する予定のほか、シャープと共同でシャープ堺工場(堺市)に出力1万8000キロワットのメガソーラーを建設する計画もある。た だ、再生可能エネルギーは天候によって出力が変化するなどの課題があることから、関電としては原子力や火力と組み合わせて活用する方針だ。【横山三加子】

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