核のゴミ、暫定保管を 学術会議が処分法見直し提言 via 日本経済新聞

日 本学術会議は11日、全国の原子力発電所で発生する使用済み核燃料と再処理後に出る高レベル放射性廃棄物について処分方法の抜本的見直しを求める報告書 を、内閣府原子力委員会に提出した。政府が従来検討してきた地中に数万年以上埋めて最終処分するのではなく、将来取り出せるよう暫定的に数十~数百年保管 する方式を提言。エネルギー政策の議論に影響しそうだ。

 報告書では、現行政策を「白紙に戻す覚悟で見直さなければならない」とした上で、「万年単位の超長期にわたり安定した地層を確認するのは、 現在の科学的知識と技術的能力では限界がある」と指摘。科学技術が進むまでの猶予期間として数十~数百年間、取り出し可能な形で保管する「暫定保管」を提 案した。

 暫定保管施設の立地は複数の候補地を科学者集団が選んだ上で住民の民主的な合意を得て決めるよう求めた。廃棄物の総量を減らす対策も必要だとしている。暫定保管中に廃棄物の毒性を減らす技術開発や地層の安定性を調べる。

続きは 核のゴミ、暫定保管を 学術会議が処分法見直し提言

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One Response to 核のゴミ、暫定保管を 学術会議が処分法見直し提言 via 日本経済新聞

  1. kojimaaiko says:

    暫定でも数十〜数百年、「科学技術が進むまで」とは現状での方策がないということ。核のゴミがいかにどうしようもないものかを改めて思い知らされます。

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