東電の実質国有化完了 公的資金1兆円を注入 via 東京新聞

政府は31日、東京電力に公的資金1兆円を資本注入し、実質国有化の手続きを完了した。国の管理下で東電が経営破綻するのを回避し、一段の経営合理化も進め、福島第1原発事故の賠償対応や廃炉作業、電力の安定供給に支障が出ないようにする。

政府の原子力損害賠償支援機構が31日、東電が発行した新株を引き受けて1兆円を払い込み、筆頭株主として議決権の過半を取得した。8月1日には取引銀行も計3700億円を融資し、国主導の東電再建が本格的に動きだす。

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