原発事故後、追い詰められ自殺 関連死扱い定まらずvia 河北新報

 東日本大震災と福島第1原発事故は未曽有の被害に加え、受け止めきれない現実と将来への悲観を被災者にもたらした。助かっても不自由な避難生活などで精神的に追い詰められて命を自ら絶つ「2次犠牲」が後を絶たない。原発事故では自死の取り扱いが定まらず、実態も不明確だ。死の事実も意味も、宙に迷っている。(若林雅人)

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内閣府は「原発事故の避難区域などから避難してきた者」を震災関連自殺の対象に含めている。関連自殺があった8都府県警に原発事故避難者の該当者数を尋ねたところ、東京は1人で、大阪、神奈川、埼玉の3府県はゼロだった。岩手、宮城、福島、茨城の4県警は回答していない。
 自死という性質や個人情報保護が壁となり、原発事故関連の自殺の実態は定かでない。
 避難生活のストレスや体調悪化などで亡くなる災害関連死(震災関連死)の中にも自殺は含まれている。

続きは原発事故後、追い詰められ自殺 関連死扱い定まらず

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