もう電力会社には頼らない(原発停止、企業は戦う)via 日本経済新聞

増える自給自足、トヨタはメガソーラー設置検討

2月2日、トヨタ自動車(証券コード7203)傘下のセントラル自動車の宮城工場(宮城県大衡村)でガスを燃料にしたコージェネレーションシ ステムの火入れ式が行われた。出力は7800キロワットで、工場で使用する電力の約9割をまかなう。葛原徹社長は「昨年は電力が不足していた。今後は大変 やりやすくなる」と語る。トヨタグループは大規模太陽光発電所(メガソーラー)の設置も検討している。実現すれば電力を自給するだけでなく、緊急時には近 隣のトヨタ関連の工場や大衡村の施設にも電力を融通できる。

電力不安が常態化する中、電力の新たな調達源としてコージェネシステムのような自家発電装置を活用しようとする企業が相次いでいる。特に電力消費量が大きい素材メーカーで顕著だ。日新製鋼(5407)は市川製造所(千葉県市川市)や堺製造所(堺市)で自家発電装置の設置を検討している。東邦チタニウム(5727)はすでに自家発電装置を保有し、製造工程の一部で使っているが、電力不足が深刻になるようであれば増設も検討する。

東京ガス(9531) によると、ガスを燃料にした発電装置の設置件数は前年を3割上回る水準で推移している。同社の菅原一浩マーケティンググループ課長は「工場を24時間稼働 する必要がある食品や化学メーカーなどで電力の調達先を分散するニーズが高まった」と話している。自衛のため電力の自給自足を目指す企業が増えているの だ。

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