台湾原発、沖縄に警鐘 小出氏が研究「風向きで健康被害も」via 琉球新報

(抜粋)

小出氏の研究は2001年のもので、沖縄への影響は未公表だった。対象は台湾新北市に建設中の電気出力135万キロワットの改良型沸騰水型軽水炉が2基あ る第4原発。原子炉冷却系が破損し炉心溶解したことで格納容器から放射能が放出し安定した大気下で風速2メートルで拡散すると想定。
呼吸や地面に沈着した放射性物質からの被ばくで、累積2・5シーベルトの放射線量を浴びるごとに1人のがん死者が発生するとの仮定の下に試算した。その 結果、与那国町の人口の半数超、風向きによっては県内全体で3万7400人ががんで死亡する可能性があると予想している。
小出氏は「福島の事故を見て分かる通り、実際に国外にも放射性物質が流れても政府は知らん顔。日本もチェルノブイリの事故で国内に放射性物質が降り注いでも何も訴えなかった。これが慣例なのだろう」と指摘。
台湾など国外の原発事故が起きないようにするためには「日本もそうだが、原発を導入している国は利益共同体だろう。だから日本が原発を続けている以上、台湾に『原発を止めろ』とか言えないだろう」と強調した。

全文は台湾原発、沖縄に警鐘 小出氏が研究「風向きで健康被害も」

 

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