記者の目:原発事故とエネルギー政策見直し=足立旬子 via mainichi.jp

(抜粋)

原発建設の是非が争点だった25日の山口県上関町長選は推進派の現職町長が3選された。82年に建設計画が持ち上がってから9回連続の推進派勝利。だが、今回は推進派も「原発を想定しない町づくり」を掲げざるを得なかった。昨年夏、私は上関町の中でも反対派住民が多数を占める祝島(いわいしま)を訪ねた。計画地を真正面に見渡す小島には、開発が進んだ瀬戸内海にあっ て、手つかずの自然が残る。周辺の海には絶滅危惧種のカンムリウミスズメの親子が泳ぐ姿や、クジラの仲間であるスナメリの影を見ることができた。漁業で生 きる島の人たちは「自然とともに生きる生活を守りたい」と反対してきた。今年1月、島内で使うエネルギーを100%自然エネルギーで賄う構想を打ち出し、 今月、太陽光パネルが1軒の民家の屋根に設置された。エネルギー自給で原発依存の構図から自立しようとする意気込みが伝わってくる。

全文は記者の目:原発事故とエネルギー政策見直し=足立旬子

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