原発新設、高いハードル=推進派当選でも-山口・上関町長選 via jiji.com

中国電力が上関原発の新設を計画している山口県上関町の町長選で、推進派で現職の柏原重海氏が25日、3選を果たした。しかし、東京電力福島第1原発事故を受け、上関を含め全国に14基ある原発の新増設計画はいずれも宙に浮いたまま。政府の対応方針が定まらない中、世論の風当たりは強まる一方で、新設に対するハードルは一層高まっているのが実情だ。
上関原発は1号機が来年6月、2号機が2017年度着工予定。中国電は事故後も、「エネルギーの安定確保や地球温暖化防止の観点から重要な電源」(苅田知英社長)との位置付けを変えていない。

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