福島の子供を「見えないヘビ」から守る教師の苦悩-学校の圧力で退職 via Bloomberg.co.jp

7月29日(ブルームバーグ):気温38度に近づいた7月のある朝、福島県の学校では生徒たちがマスクも付けずTシャツ姿で校庭を駆け回っていた。生徒たちが肌をさらす戸外の放射線量は、原子力発電所の作業員が1年間に浴びる量に相当していた。高校の国語教諭として25年務めた宍戸俊則教諭は、生徒たちにマスクをつけ長袖を着て肌を守るよう2カ月前から注意してきた。そのアドバイスが顧みら れることなく終わったのは暑さのせいではない。学校側が生徒への注意喚起を控えるよう指示したためだ。宍戸教諭(48)は今週、県立福島西高校を退職した。

「生徒の被ばくを止めることもできず、呼びかけることもできない状態から逃げ出したかったのかもしれません。今、退職する身になって、ようやく生徒たちに福島にいることのリスクについて話すことが可能になりました」と語った。

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