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長崎で「平和大使」結団式 岩手の2高校生 被爆者と対面、決意 via 西日本新

核兵器廃絶を求める署名を国連欧州本部に届ける「高校生平和大使」の結団式が11日、長崎市であった。東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の2人も「たくさんのものを失ったが、私たちは今生きている。被災した惨状、この気持ちを世界中の人に伝えたい」と決意を語った。

2人は、県立高田高の3年菊地将大さん(17)と2年の佐々木沙耶さん(16)。菊地さんは津波で両親を亡くし、佐々木さんは自宅が流された。校舎は壊滅状態となり、幾人もの友や教諭が犠牲となった。

平和大使の募集があったのは5月初旬。菊地さんは、行方不明だった両親が遺体で見つかったばかりだった。「ずっと死が実感できなかったけど(遺体が見つかって)初めて泣けた」。支援に対する感謝の気持ちと地震や津波に備えることの大切さを訴えようと平和大使に応募した。「前に進まなきゃと思った」

2人はこの日、被爆者の下平作江さん(76)と対面。10歳のときに原爆で母、兄、姉を失い、生き残った妹も病気と差別を苦に死を選び、独りぼっちになった話を聞いた。下平さんは「何度も死のうと思ったが、今生きていてよかったと思う。亡くなった人たちの命を引き受けて、しっかり生きて」と語り掛けた。

住んでいた街ががれきと化した佐々木さんは「一瞬で街がなくなるのは本当につらい。それは原爆も津波も同じで、いろんな思いが伝わってきた」と話した。菊地さんは原爆後に家族を捜し歩いた下平さんが震災後の自身の姿に重なった。「両親の死に顔を思い出すとずっと悲しく、苦しかった。だけど、下平さんの話に生きる勇気をもらった」と前を向いた。

=2011/06/12付 西日本新聞朝刊=

 

長崎で「平和大使」結団式 岩手の2高校生 被爆者と対面、決意

 

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