『福島第1原発事故 原子力安全委員、初の現地入り 震災38日目』 via 毎日jp

 ◇国の防災計画では「直ちに」のはずが…

 国の原子力安全委員会(班目(まだらめ)春樹委員長、委員5人)の委員が17日、東日本大震災後初めて福島県庁を訪れた。国の原子力災害現地対策本部に「緊急技術助言組織の専門家」として派遣されたためだが、国の防災計画では原発事故の際には「直ちに」現地入りすると定められた立場。県から同本部に参加している内堀雅雄副知事は「震災38日目にして初めて委員と話した。現地に足を運んで被災者の声を聞き、きちんと対応するよう伝えた」と、同夜の県災害対策本部会議で報告した。現地入りが遅れたことについて、安全委事務局は記者団に「国の災害対策本部や関係省庁からの問い合わせに追われていた」と釈明した。

 委員は県の本部会議には顔を出さず、本部長の佐藤雄平知事にも面会しなかった。佐藤知事は「顔を出すのが常識じゃないだろうか。何で今ごろ来たのか」と不快感をあらわにした。【関雄輔】

『福島第1原発事故 原子力安全委員、初の現地入り 震災38日目』

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